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食料品の値上げラッシュのなか、「お米」の値下がり続く

 食料品の値上げが相次ぐなか、「お米」価格は値下がりしている。7月19日、農林水産省が発表した「令和3年産米の相対取引価格」によると、6月の玄米60kgの平均価格は1万2,618円で、前月から84円値下がりした。6月推移では、米価が暴落した2014年産(1万2,068円)以来、7年ぶりの低さ。コロナ禍で落ち込んだ外食需要はようやく回復してきたが、古米を含む在庫は積み上がり、当面は安い「お米」が食卓を助けそうだ。


 日本人の「コメ離れ」による需要減とコロナ禍での外食不振が重なり、米価は低水準で推移している。2021年産米は、業者の前倒し取引や農水省の米価対策も実施されたが、価格競争で値下がりする負のスパイラルから抜け出せていない。
 一般家庭には安くて美味しいお米は助かるが、今の米相場は米農家の後継者問題にも影を落としかねない。日本の食料自給率に貢献する「お米」の低価格相場は、米の生産現場から食卓、外食産業まで幅広い食分野に影響を及ぼす可能性がある。

米の相対取引価格


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