スマホ向けゲームが好調なコーエーテクモHD 業績が過去最高
ゲーム大手の(株)コーエーテクモホールディングス(TSR企業コード:352445548、横浜市港北区、東証1部)は、2021年4-9月(中間)の売上高、利益がそろって過去最高を更新したと発表した。売上高は372億2000万円、純利益は181億4200万円で、純利益率は約50%に達した。スマホ向けゲーム「三國志 覇道」が好調だったほか、投資有価証券の売却益も寄与した。
10月25日に発表したコーエーテクモHDの2021年4-9月の連結業績は、売上高372億2000万円(前年同期比60.8%増)、営業利益164億2300万円(同94.4%増)、純利益181億4200万円(同53.2%増)だった。4-9月の中間決算では、いずれも過去最高を更新した。
スマホ向け「三國志 覇道」のほか、パッケージゲームやリマスター版、リピート販売が好調だった。また、ライセンス許諾によるロイヤリティ収入に加え、投資有価証券売却益81億1100万円など営業外収益が合計133億9400万円に達し、利益の大幅増に繋がった。
2022年3月期の通期連結業績予想は変更せず、売上高650億円、当期純利益265億円を計画している。