• TSRデータインサイト

大丸、松坂屋のJ.フロント、2021年通期予想を260億円の赤字へ下方修正

 大丸松坂屋百貨店やパルコを傘下に持つJ.フロントリテイリング(株)(TSR企業コード:297152963、東京都中央区、東証1部)は3月25日、2021年2月期(連結)の業績予想を修正し、売上高(総額売上高)を前回予想から444億円悪化の7660億円、当期純利益が74億円悪化の260億円の赤字になりそうだと発表した。事業利益は経費削減の効果などで下期及び年度を通じて黒字を確保する見通し。
 緊急事態宣言の再発出などによる、入店客数や売上、店舗賃貸収入が減少した。利益は、津田沼・新所沢PARCOの営業終了に伴う店舗閉鎖関連費用として減損損失の計上、(株)パルコ(TSR企業コード: 290598915、渋谷区)の新型コロナウイルス感染拡大に伴う事業環境の悪化で、繰延税金資産の取り崩しによる税金費用の計上も響く。
 2021年2月期(連結)の売上高(総額売上高)は7660億円(前回予想8104億円)と前回予想から444億円の減収。事業利益は23億円の黒字(同12億円の黒字)、営業利益は242億円の赤字(同206億円の赤字)、当期純利益は260億円の赤字(同186億円の赤字)。

人気記事ランキング

  • TSRデータインサイト

ハウスメーカーの倒産、26年上半期9割増の衝撃 ~ 踏み切れない抜本再生、施主の権利保護も重要 ~

コスト高や人手不足などでハウスメーカー(木造建築工事業)の倒産が急増している。2026年上半期(1-6月)は118件発生し、前年同期から約9割増えた。

2

  • TSRデータインサイト

倒産と無縁の税理士業界に異変、2026年上半期は4件発生 粉飾は詐欺罪も、コンプラ違反と健康問題がリスクに

過去、税理士事務所の倒産は半年で、概ね1~2件にとどまっていた。景気状況に相関せず、倒産と無縁の税理士業界だったが、2026年上半期(1-6月)はすでに4件発生した。

3

  • TSRデータインサイト

エブリライブの元従業員、「突然の解雇」に困惑

6月初旬から連絡が取りにくくなっているライブ配信のエブリライブ(株)(東京都港区)が、同時期に大半の従業員を解雇していたことがわかった。  解雇を通知の際、エブリライブ側は従業員に「破産予定のため」と説明したという。解雇された元従業員が東京商工リサーチの取材に応じた。

4

  • TSRデータインサイト

2026年上半期「医療機関」倒産 増勢続く 上半期で2番目の38件、「後継者難」は最多

医療機関の倒産が止まらない。2026年上半期(1-6月)に倒産した病院・クリニック(診療所)・歯科医院などの「医療機関」は、38件(前年同期比15.1%増)と大幅に増加した。上半期では、2006年以降の20年間で、2024年と2025年の33件を上回り、2009年の39件に次ぐ2番目の高水準となった。

5

  • TSRデータインサイト

愛媛県のいよぎんHDと愛媛銀が経営統合へ  メインバンク取引社数 金融Gでは国内21位に

愛媛県内にある企業のメインバンクシェア57.5%(県内メインバンク取引社数1万966社)の伊予銀行を傘下に持ついよぎんホールディングスと、県内2位で18.5%(同3,542社)の愛媛銀行が、7月24日開催の取締役会で経営統合を付議することを発表した。

TOPへ