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「スポーツオーソリティ」運営のメガスポーツが債務超過へ転落

 スポーツ用品店「スポーツオーソリティ」を国内で展開する(株)メガスポーツ(TSR企業コード:320481921)が、2018年2月期決算で債務超過に転落した。メガスポーツは、既存店売上のテコ入れや利益率の改善などで財務体質の強化を急ぐ方針だ。

18億6,326万円の債務超過

メガスポーツが開示した2018年2月期決算によると、売上高は730億5,353万円(前期比2.9%増)と新規出店などが寄与し微増だった。しかし、損益はネット通販の台頭などで価格が下落し総利益率(粗利率)が低下。さらに、販売管理費の増加で営業利益は20億9,419万円の赤字(前期は12億4,383万円の黒字)を計上。また、特別損失で店舗閉鎖など効率改善を目的とした減損損失11億5,473万円を計上し、当期純利益は43億7,325万円の大幅赤字(同8億418万円の黒字)を計上した。
この結果、2018年2月末の純資産は18億6,326万円の債務超過に転落した。
6月5日午前、東京商工リサーチ(TSR)の取材に応じたメガスポーツの担当者は、「(前期の減損実施で)利益率が改善している。既存店の売上を伸ばして財務体質の改善に努めたい」とコメントした。

イオンの100%子会社に

「スポーツオーソリティ」を巡っては、2016年3月にスポーツ・オーソリティ社(本社米国)が連邦破産法第11章(日本の民事再生法に相当)を申請。メガスポーツは、イオン(株)(TSR企業コード:570095140、東証1部)が80.06%、スポーツ・オーソリティ社が19.94%の株主構成だったが、スポーツ・オーソリティ社の持ち分をメガスポーツがすべて取得し、現在はイオン100%の子会社になっている。今後の「スポーツオーソリティ」ブランドについて、メガスポーツの担当者は「継続して使用する。契約で期限はあるが、近々変更するような予定はない」と話している。

親会社のイオンは

メガスポーツ親会社のイオンの担当者はTSRの取材に対し、「親会社として業績改善に向け、しっかり指導・管理していく」とコメントしている。

(東京商工リサーチ発行「TSR情報全国版」2018年6月6日号掲載予定「Weekly Topics」を再編集)


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