• TSR速報

Xアイコン
facebookアイコン

(有)太郎

「深川太郎」閉店のお手紙

「深川太郎」閉店のお手紙

 (有)太郎(江東区)は5月13日、東京地裁から破産開始決定を受けた。破産管財人には好川久治弁護士(ヒューマンネットワーク中村総合法律事務所、港区西新橋1-12-8)が選任された。
 負債総額は債権者約200名に対して約3億3000万円。

 門前仲町駅近くで深川めし弁当を主力とする弁当・惣菜販売店「深川太郎」を経営するほか、百貨店での販売やレストラン経営も手がけていた。2019年5月期には売上高約4億8000万円をあげたが、以降はコロナ禍の影響で売上が低迷し、2022年5月期には売上高約2億5000万円まで減少。また、物価高や人件費高騰などのコストアップで採算が厳しい経営を強いられ、資金繰りが悪化した。

 2024年には新たな顧客層をターゲットにしたカフェを開店することで新たな収益源の開拓を図ったが資金繰りは改善せず、2025年1月には本社ビルを売却し債務圧縮を行った。その後も業況改善には至らず、資金繰りが限界に達し、事業継続を断念した。

※ (有)太郎(TSRコード:298068290、法人番号:4010602005053、江東区深川2-1-20、設立1978(昭和53)年6月、資本金1000万円)

Xアイコン
facebookアイコン

人気記事ランキング

ランキング1位
  • TSRデータインサイト

「鳶工事業」が苦境、倒産が過去最多ペース ~ 16年ぶり100件超、職人不足とコスト対応がネック ~

「建設現場の花形」と言われる鳶職人の世界に逆風が吹く。足場から鉄骨、支柱工事など建設現場で欠かせないが、倒産が過去最多ペースだ。有効求人倍率は7.94倍と深刻な人材難の鳶業界にあって採用難と高い技能、経験が若者の育成に足かせになっている。鳶工事業の倒産を分析した

2

  • TSRデータインサイト

「渋谷区」が倒産最多、2年連続も視野 ~ 倒産企業の半数が業歴10年超、新設法人は伸び鈍化 ~

街の主役は若者から大人へ。再開発で変貌を遂げる「シブヤ」に異変が生じている。 渋谷区に本社を構える企業倒産(1-8月)は、全国の市区郡別で最多の123件に達した。昨年(2025年1-12月)は161件で2007年以来、18年ぶり全国ワーストだった

3

  • TSRデータインサイト

2025年度の書店の利益、前年度の4.6倍に拡大 黒字企業が7割も、「増収増益」は13.4%

「本離れ」が言われて久しいが、書店経営が回復に転じた。全国の主な書店304社の2025年度の売上高合計は、6,121億4,000万円(前年度比1.6%増)、利益合計は40億2,600万円(同365.4%増)で、売上高は微増だったが、利益は前年度の4.6倍に急回復した。

4

  • TSRデータインサイト

翻訳業が苦境、利益は3年で7割減 ~ AIと競合で破産したケースも ~

AIが翻訳業界にドラスティックな変化を迫っている。日進月歩で精度が向上するなか、言語間の壁が低くなっている。この余波が翻訳業界に広がり、業績は3期連続で減収減益に追い込まれた。

5

  • TSRデータインサイト

「畳製造業」 伝統産業に忍び寄る市場変化と後継問題 売上は3年連続で低迷、業歴100年超の老舗が2割超

9月24日は「畳の日」。全国畳産業振興会が4月29日と9月24日の年2回定めている。日本の住文化の伝統を引き継ぐ畳のすばらしさをアピールすることが目的だが、畳製造業が長期低迷に陥っている。 全国の主な「畳製造業」256社の2025年度の売上高合計は402億7,700万円(前年度比1.3%減)だった

TOPへ