札証物産(株)
札証物産の入居ビル(TSR撮影)
「impro(イプロ)」などを展開していた建売住宅販売の札証物産[北海道] 再度の資金ショート
札証物産(株)(北海道札幌市)は再度の資金ショートを起こし2月10日、行き詰まりを表面化した。
負債総額は64億6206万円(2025年8月期決算時点)。
建売住宅のハウスメーカーとして自社ブランド「impro(イプロ)」などを展開。札幌市内ではトップクラスの実績を誇り、建売販売のほか注文住宅やリフォーム工事、アパートや駐車場の賃貸も併営し、2021年8月期には売上高54億8005万円を計上。以降も積極的な営業展開を進め、2022年8月期まで4期連続増収を確保した。
しかし、2025年8月期の売上高は49億5748万円へ落ち込み、14億6340万円の最終赤字を余儀なくされた。
さらに近年は、人手不足を背景とした施工日数の長期化から商品の販売回転率が低下し、金利負担が1億円を超えたことで利益水準が低迷。建築資材の高騰や借入過多の状態から厳しい資金繰りに陥り、今回の事態となった。
なお、関係者は2月10日午前10時時点で、「今後も営業を継続していくが詳細は未定」としている。
※札証物産(株)(TSRコード:010029540、法人番号:2430001006810、札幌市中央区南7条西1-13-6-6、設立1965(昭和40)年9月、資本金7000万円)