インターホンのアイホン、業績過去最高 買い替えと非対面のニーズ高まる
インターホン最大手のアイホン(株)(TSR企業コード:400119420、名古屋市中区、東証1部)は、2021年4-9月(中間)の売上高、営業利益、最終利益がいずれも過去最高だったと発表した。インターホンの更新が好調だったほか、コロナ禍で対面を避ける生活様式の浸透でインターホンのニーズが高まったことも寄与した。
アイホンは、主力の住宅向けインターホンのほか、ナースコールなども手掛け、海外にも進出している。11月2日に発表した2021年4-9月(中間、連結)の売上高253億3400万円(前年同期比24.6%増)、営業利益32億5600万円(同174.7%増)、最終利益27億7800万円(同212.1%増)といずれも過去最高だった2019年同期を上回った。
アイホンによると、主力の集合住宅向けの需要が増加したほか、業務市場(学校や病院など)で、コロナ禍における需要に対応し非対面でのインターホンシステムの販売も好調だった。また、補助金を活用したナースコール設備更新も伸びたという。
同時に2022年3月期(連結)の業績予想は据え置いた。