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RIZAP、グループ再編と新役員人事を発表

 RIZAPグループ(株)(TSR企業コード:295695790、瀬戸健社長、札証アンビシャス、以下ライザップG)は4月24日、グループ企業の再編を発表した。
グループ全体の執行体制を、中核子会社(10社)と傘下のグループ企業に再編・集約する。グループのコアであるRIZAP(株)(TSR企業コード:298390418)や上場グループ企業、中間持株会社のRIZAPインベストメント(株)を中核子会社とする。RIZAPインベストメントの傘下には、経営再建が急務の企業を集約。グループのシナジー強化を加速させる。

RIZAPグループ再編案(RIZAPグループ提供)

RIZAPグループ再編案(RIZAPグループ提供)

 4月24日、ライザップGの担当者は東京商工リサーチ(TSR)の取材に対し、「(RIZAPインベストメントに)再建を急ぐグループ会社を集め、(業種が近い)同業企業の合併を含めた再編を進めていく」とコメントした。
グループ企業の抜本的な構造改革を行い、短期的な収益改善が難しい事業やグループシナジーが見込めない事業を整理する。
2018年11月、SDエンターテイメント(株)(TSR企業コード:010040854)の一部事業を譲渡したのを皮切りに、2019年1月には(株)ジャパンゲートウェイ(TSR企業コード:296432849)を譲渡。3月には(株)タツミプランニング(TSR企業コード:352016531)の新設分割による一部事業の譲渡を発表していた。

新役員人事

 また、6月22日付の役員人事も発表した。2018年6月に代表取締役COO(当時)に招聘した構造改革担当の松本晃氏が取締役を退任し、特別顧問に就任する。新任取締役(社外取締役)には中井戸信英氏と望月愛子氏を迎える。新任の中井戸氏は住友商事(株)の代表取締役副社長や、SCSK(株)の代表取締役社長、会長などを歴任。新たに設置する「取締役会議長」に就任する予定。望月氏は(株)経営共創基盤のパートナーマネージングディレクター、(株)IGPIテクノロジーの代表取締役CEOなどを歴任。社外取締役に就任する。
両氏はグループで重点領域に掲げる①グループ経営管理の強化、②情報システム整備・テクノロジー面での成長戦略、③健康経営・働き方改革を通じた生産性向上・RIZAP法人事業の強化、にグループ戦略の中心的な役割を果たす予定。
ライザップGは4月24日、TSRの取材に対し、中井戸氏起用の背景について、「住商情報システム(株)、(株)CSKの大型合併と経営統合を推進した実績」とコメント。その上で、今後、RIZAPインベストメント傘下企業の合併を複数予定しており、「経験豊富な中井戸氏の手腕が必要となった」と語った。
ライザップGは複数の赤字企業を抱えている。執行権限の明確化や経営の機動性などが確実に向上するよう、体制強化を急ぐとしている。
顧問として残る松本氏は、他社の公務で多忙だが瀬戸社長とは電話、メールのやりとりを欠かさないという。関係者は「2人の個人的な関係は今後も変わらない」と話している。


(東京商工リサーチ発行「TSR情報全国版」2019年4月26日号掲載予定「Weekly Topics」を再編集)

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