慶應義塾大学大学院経営管理研究科(KBS)にて「データ分析入門」授業を実施 ~TSRが企業データ提供と講師派遣で協力~
東京商工リサーチ(以下、TSR)は、慶應義塾大学大学院経営管理研究科(以下「KBS」)において、修士課程MBAプログラムの授業「データ分析入門」(2025年7月3日~7月29日、全9日間・18コマ)に協力し、企業情報データの提供ならびに講師を派遣しました。
この取り組みにより、学生の皆様に実際のビジネスデータを用いた分析を通じて、実務に直結するデータ分析スキルを学んでいただきました。
授業概要
期間 | 2025年7月3日~7月29日(全9日間、計18コマ) |
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講師 | 村上 敏也先生(KBS非常勤講師/金沢工業大学教授) 進 拓治(東京商工リサーチ 市場調査部部長) |
授業内容 | 1.統計学・数理計算・Rソフト活用法など基礎講義 2.TSR提供の企業データを用いた実践的ショートケース分析 3.生成AIを活用したRスクリプト作成やデータ分析補助 |
TSRの協力内容
- データ提供:日本国内の企業を網羅した国内最大級の企業情報データベース
- 講師派遣:仮想ビジネス課題を題材に、ケースメソッドを通じて実務に即した指導を実施
- スキル向上支援:学生が自らデータに触れ、分析力・意思決定力を養えるような授業設計を支援
学生の体験
授業を通じて、学生の皆さまに理論と実践の両面でデータ分析を学んでいただきました。
「企業データを用いたケース分析で、データ分析の基礎から実務応用まで学ぶことができました。」
「生成AIを活用したRスクリプト作成に挑戦し、実務での可能性と課題を体感しました。」
「データ分析結果を現場で活用する際の注意点や、AIが生成した結果を検証することの重要性を実感しました。」
これにより、学生の皆さまにデータ分析の基礎スキルだけでなく、実務での応用力や意思決定に必要な考え方も身につけていただくことができました。
今後の期待
本授業で得た知識・スキルは、学生のビジネスリーダーとしての成長に直結するものであり、実践的なデータ活用力向上に寄与します。
講師
金沢工業大学教授
東京商工リサーチ 市場調査部部長