• プレスリリース

コロナウィルスの拡大と企業倒産に関する一橋大学との共同研究の公表について

 株式会社東京商工リサーチ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 河原光雄、以下TSR)は国立大学法人一橋大学(本部:東京都国立市、学長 蓼沼宏一、以下 一橋大学)の宮川大介准教授と共同で、コロナウイルスの感染拡大以降の人出変動(GoogleのCommunity Mobility Reportデータ)と企業倒産の関係に関する研究成果をまとめ、独立行政法人経済産業研究所(RIETI)のSpecial Report「コロナショック後の人出変動と企業倒産:GoogleロケーションデータとTSR倒産データを用いた実証分析」として2020年4月13日付けで公表しました。

 本研究は、COVID-19(コロナウイルス)の感染拡大を防ぐ目的から導入された外出自粛要請などによる人出の変動が企業倒産に及ぼす影響を分析したもので、具体的には、Googleが公表した小売店や職場などに関する人出変動データを用いて都道府県レベルのモビリティ変動を計測したうえで、TSRが収集したコロナショック以前と以降における日本企業の倒産履歴との関係を推定し分析したものです。

詳細はこちら(RIETIのウェブサイト)

人気記事ランキング

  • TSRデータインサイト

ハンバーガー店の倒産、最多更新 ~ 材料高騰、大手と高級店の狭間で模索 ~

年齢を問わず人気のハンバーガー店が苦境だ。2024年は1件だった倒産が、2025年は8月までに7件に達し、過去最多の2014年の年間6件を上回った。

2

  • TSRデータインサイト

2025年「全国のメインバンク」調査 ~GMOあおぞらネット銀行 メイン社数の増加率2年連続トップ~

「2025年全国企業のメインバンク調査」で、GMOあおぞらネット銀行が取引先のメインバンク社数の増加率(対象:500社以上)が2年連続でトップとなった。

3

  • TSRデータインサイト

タクシー業界 売上増でも3割が赤字 人件費・燃料費の高騰で二極化鮮明

コロナ禍を経て、タクシー業界が活況を取り戻している。全国の主なタクシー会社680社の2024年度業績は、売上高3,589億5,400万円(前期比10.6%増) 、利益83億3,700万円(同11.1%増)で、増収増益をたどっている。

4

  • TSRデータインサイト

「葬儀業」は老舗ブランドと新興勢力で二極化 家族葬など新たな潮流を契機に、群雄割拠

全国の主な葬儀会社505社は、ブランド力の高い老舗企業を中心に、売上高を堅調に伸ばしていることがわかった。 ただ、新たに設立された法人数が、休廃業・解散や倒産を上回り、市場は厳しい競争が繰り広げられている。

5

  • TSRデータインサイト

2025年 全国160万5,166社の“メインバンク“調査

全国160万5,166社の“メインバンク”は、三菱UFJ銀行(12万7,264社)が13年連続トップだった。2位は三井住友銀行(10万1,697社)、3位はみずほ銀行(8万840社)で、メガバンク3行が上位を占めた。

記事カテゴリを表示
記事カテゴリを閉じる

プリントアウト

RSS

CLOSE
TOPへ