(社福)湘南福祉協会
~200床超の総合病院「湘南病院」の元運営母体~
(社福)湘南福祉協会(横須賀市)は10月9日、横浜地裁横須賀支部より破産開始決定を受けた。破産管財人には田中弘人弁護士(横浜港和法律事務所、横浜市中区住吉町2-22)が選任された。
負債総額は49億6454万円(2026年3月期決算時点)。
横須賀地区における地域医療の普及を目指し、1946年3月に診療を開始。京浜急行線追浜駅前の「湘南病院」を軸に、介護老人福祉施設「湘南ホーム」、鷹取老人デイサービスセンター、グループホーム、在宅介護サービスや訪問看護ステーションなども展開していた。
2013年3月期には39億6667万円の売上高を計上したものの、採算面に課題を抱え、人件費を主体としたコスト負担から2534万円の赤字を計上。その後も赤字経営が続き、2019年3月期には債務超過へ転落した。
以降も赤字経営から抜け出せず、2026年3月末日をもって「湘南病院」の全事業を(医)徳洲会(TSRコード:570271797、法人番号:1120005005403、大阪市北区)へ移管。さらに「追浜地域包括支援センター」の受託運営といった公的受託事業についても4月1日付で同業者へ移管したうえで、今回の措置となった。
※(社福)湘南福祉協会(TSRコード:350220301、法人番号:1021005007622、横須賀市鷹取1-1-1、設立1964(昭和39)年11月)