• TSR速報

Xアイコン
facebookアイコン

(株)キュアテックス

※画像は実際の企業と関係はありません

※画像は実際の企業と関係はありません

和紙繊維製品の製造を手掛けていた(株)キュアテックス(東京)が破産

 (株)キュアテックス(世田谷区)は5月15日、東京地裁から破産開始決定を受けた。
 破産管財人には衛藤佳樹弁護士(TMI総合法律事務所、港区六本木6-10-1)が選任された。
 負債総額は債権者約80名に対して約32億円。

 和紙を素材とした繊維の製造を中心に事業を展開。新潟県と福井県に工場を構え、独自製法による和紙糸「キュアテックスヤーン」や農園芸資材「キュアシート」などを製造。繊維業界の環境配慮製品として注目され、2019年9月期は売上高約11億円をあげていた。
 しかし、商品は浸透せず、コロナ禍の影響による取引先からの受注悪化から業績低迷が長期化していた。2024年9月期は売上高約5500万円に落ち込み、金融債務の負担も重荷となっていた。2025年4月には債権回収会社から譲受債権をめぐる訴訟を受けて信用が低下、ここにきて経営が限界に達した。


※(株)キュアテックス(TSRコード:297258451、法人番号:9010901021457、世田谷区玉川3-20-2、設立2007(平成19)年11月、資本金9000万円)

Xアイコン
facebookアイコン

人気記事ランキング

ランキング1位
  • TSRデータインサイト

年度上半期の「人手不足」倒産 過去最多の240件 深刻な“賃上げ疲れ”、『賃上げ倒産』が1.7倍に増加

2026年度上半期(4-9月)の「人手不足」倒産は、240件(前年同期比17.0%増)と過去最多を記録した。コロナ禍の2021年度同期の26件を底に、5年連続で前年同期を上回った。調査を開始した2013年以降の年度上半期では、これまで最多だった前年同期(205件)を抜いて最多を更新した。

2

  • TSRデータインサイト

外国人「技能実習制度」認定取消しは累計754社 製造業と建設業で7割占める、ワーストは愛知県の46社

外国人技能実習制度で実習生を受け入れていた企業のうち、法令違反や不正などを理由に実習実施の認定取消処分を受ける企業が相次いでいる。 2017年11月の現行制度施行以降、累計754社にのぼり、2026年度も8月までに50社が公表され、前年度と同水準のペースで推移している。

3

  • TSRデータインサイト

再編が進むホームセンター、キーワードは「1兆円」 ~ 統合や提携、共同購買やPB商品の取り組み ~

ホームセンター業界で統合や提携で競争力を高める動きが加速している。店舗が増えながら1店舗の売上効率が低下する「オーバーストア」状態で、大手各社は次の一手を巡りしのぎを削っている。5期連続(最新期:2025年4月-2026年3月期)で決算比較が可能な48社を分析した

4

  • TSRデータインサイト

1-9月の上場企業「早期・希望退職募集」は22社 人数は5,345人、黒字企業が6割を超える

2026年1月-9月に「早期・希望退職募集」が判明した上場企業は22社(前年同期34社)、対象人数は5,345人(同1万1,909人)だった。社数は3割(35.2%)減少し、対象人数は半減(55.1%)した。

5

  • TSRデータインサイト

新型コロナ破たん、9月は133件発生

 9月は「新型コロナ」関連の経営破たん(負債1,000万円未満含む)が133件判明し、2020年2月の第1号の発生から累計1万4,700件に達した。2026年は3月に162件と3カ月ぶりの150件超えを記録。しかし、4月は一転して150件を下回り、5月は119件で、2021年1月以来の120件割れとなった。

TOPへ