エネトレード(株)

※画像は実際の企業と関係はありません
エネトレード(株)(東京都港区)は10月9日、東京地裁へ民事再生法の適用を申請し同日、保全・監督命令を受けた。申請代理人は片桐大弁護士(森・濱田松本法律事務所外国法共同事業、千代田区丸の内2-6-1)。監督委員には萱場健一郎弁護士(萱場健一郎法律事務所、千代田区霞が関1-4-2)が選任された。
負債総額は債権者約45名に対して約45億円。
小売電気事業者向けの電源調達や卸売などを手がけ、2022年3月期は売上高570億1498万円をあげていた。しかし、仕入価格の高騰などで14億2096万円の最終赤字に沈んだ。以降は、黒字回復を果たしたが、ガス市場価格の下落に伴う逆ザヤで資金繰りが急速に悪化し、今回の措置となった。
資金繰りについては、三菱UFJ銀行からDIPファイナンスの融資枠の設定を受けている。
スポンサーの選定手続きを実施し、スポンサー支援により事業を継続していく方針。スポンサー募集は、フィナンシャルアドバイザーの(株)KPMG FASが窓口(03-3548-5772)となっている。
elDesign(株)(TSRコード:300599692、法人番号:1010401113101、東京都港区)、他のグループ企業は法的申請しておらず、従来どおり事業を継続している。
※エネトレード(株)(TSRコード:024113034、法人番号:6010401130653、港区六本木1-9-10、設立2017(平成29)年3月、資本金1750万円)