ホーム > 最新記事 > TSR速報(大型倒産情報・注目企業動向) > カンポリサイクルプラザ(株)

大型倒産(原則負債総額30億円以上)および注目企業の動向
TSR速報

2021/09/29(水)

特別清算申請へ

負債総額約79億円

京都 廃棄物処理・再生業 カンポリサイクルプラザ(株)

~東証1部の(株)タクマの子会社~

※画像は実際の企業と関係はありません

 カンポリサイクルプラザ(株)(TSR企業コード:641524145、法人番号:4130001034872、京都府南丹市園部町高屋西谷1、設立1999(平成11)年4月、資本金4億円、中川英信社長)は10月に解散し、2022年1月に特別清算を申請する予定。
 9月29日、親会社の(株)タクマ(TSR企業コード:570111021、法人番号:4140001053517、兵庫県尼崎市、東証1部)が公表した。
 負債総額は約79億円で、大部分がタクマからの借入金等が占める。

 ボイラーなどプラントメーカーのタクマと、地元を中心に産業廃棄物収集運搬・処理を手掛ける(株)カンポ(TSR企業コード:641109490、法人番号:5130001014163、京都市伏見区)が50%ずつ出資して設立。一般廃棄物や産業廃棄物など数多くの廃棄物の処理・リサイクルを手掛けていた。
 当社の複合型リサイクル施設は、廃棄物の処理・再生のみならず、その過程で生じる熱エネルギーも活用する次世代型の総合リサイクルプラントとして知られ、本社敷地内にサーマルリサイクル施設と呼ばれるプラントのほか、バイオリサイクル施設、廃家電リサイクル施設なども備えていた。近隣の自治体のほか大手企業などから廃棄物の処理を受注し、2005年3月期には売上高15億4331万円を計上していた。
 しかし、2006年11月に一部の焼却炉にて基準値を上回るダイオキシン類が検出され、一時稼働を停止。2008年3月期は売上高約5億円に減少し、約13億3400万円の赤字となり、債務超過に転落した。
 2008年秋には再稼働し、同時期にはタクマが当社株式の80%を保有し、体制強化に努めていたが、その後も赤字決算が散発した。
 業績回復が遅れるなか、設備の老朽化問題も重なり2019年3月末をもって廃棄物の受け入れを取りやめ、事業を停止。以降は施設の撤去などを進め、一定の手続が完了したことから当社を解散し、特別清算を実施することを決議した。
 なお、タクマは当社向け貸付金など78億円が取立不能のおそれがあるが、過年度に会計処理済みで、2022年3月期の連結、個別ともに業績に与える重要な影響はないとしている。

全国最新トピックス

12月02日号
RODEM E&C 【東京】 建築資材販売
11月30日号
(株)ファインフード 【福岡】 食肉卸・加工
11月29日号
(株)新栄染色 【福井】 染色加工業
11月26日号
東海通商(株) 【岩手】 建設資材販売
11月24日号
(株)日本海洋建設 【東京】 土木工事

TSR速報 地区版 Map

Twitter

TSR公式SNS

TSR公式Twitter
TSR公式Facebook
YouTube TSR公式チャンネル”

ページの先頭へ