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大型倒産(原則負債総額30億円以上)および注目企業の動向
TSR速報

2021/08/31(火)

破産開始決定

負債総額約10億8000万円

栃木 宿泊施設運営、婚礼・会議サービスほか (株)宇都宮グランドホテル

~新型コロナの影響で7月末にホテルの営業を終了~

※画像は実際の企業と関係はありません

 (株)宇都宮グランドホテル(TSR企業コード:018756808、法人番号:2060001028545、宇都宮市西原町142、設立2016(平成28)年8月、資本金500万円、中村太三郎社長、従業員50名)は8月20日、宇都宮地裁から破産開始決定を受けた。破産管財人には蓬田勝美弁護士(蓬田勝美法律事務所、同市小幡2-2-11、電話028-621-6651)が選任された。
 負債総額は約10億8000万円。

 旧:鮫島大将別荘を譲り受け、「割烹旅館陽南荘」として創業した(株)陽南荘宇都宮グランドホテル(TSR企業コード:260050750、法人番号:4060001004627、宇都宮市、2019年8月解散)が前身。同ホテルには皇族や海外要人の来館実績があり、宇都宮の迎賓館的な存在として相応の知名度を有していた。
 しかし、バブル崩壊後の営業環境の悪化で稼働率が低下。ピーク時に年間400件執り行われていた婚礼は、結婚式場の新設など競合激化により、年間100件を下回っていた。過大な金融債務が重荷となり、解決策として2016年1月にホテル敷地および建物を第三者に売却し、その売却代金を原資に金融債務を完済。同社のホテル事業継承を目的に当社を設立し、不動産を借り受ける形でホテルの運営を継続。2016年10月には施設を改装し、再出発を果たしていた。
 ホテルを利用した宴会・会議サービスを主力とし、地元の経済団体などが定例会を開催。2019年8月期は、リニューアル後から推進してきた過去の顧客の掘り起こしや大型案件等の効果で売上高は8億円に増加していた。
 しかし、「新型コロナウイルス」感染拡大に伴い、2020年4月以降は施設稼働率が大幅に落ち込み、2020年8月期は5億6000万円の売上高に対して、約8000万円の赤字を計上。その後もコロナ禍の影響を払拭することができず、休館と営業を繰り返す状態にあったが、2021年7月31日付でホテルの営業を終了し、動向が注目されるなか、今回の措置となった。

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