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[東京] 料亭経営(株)梅

特別清算開始決定負債総額約17億6700万円

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公開日付:2014.02.18

~明治23年創業の金沢の老舗料亭、新会社で営業継続中~

 (株)梅(TSR企業コード:580046427、港区虎ノ門4-3-13、設立昭和33年7月、資本金2700万円、代表清算人:土屋慎太郎氏)は2月6日、東京地裁から特別清算開始決定を受けた。経営してきた料亭などは新会社のもとで営業中。
 負債総額は金融債務を中心に約17億6700万円(平成25年6月期決算時点)。

 明治23年、金沢市で創業した老舗の有名料亭。政財界の著名人などにも幅広く利用され、店舗網の拡大やケータリング部門(機内食の配給)の好調で最盛期の平成7年6月期の売上高は約13億8000万円をあげていた。しかし、その後は景気低迷で客足は減少に転じ、とりわけ高級料亭のイメージが強かったことで逆風が続いた。打開策として、比較的安価な価格設定メニューの拡大や婚礼部門への営業を強化し客層の拡大に努めてきた。また、首都圏への出店も図り、18年6月期には東京八重洲店、19年3月には大宮店、同年5月には二子玉川店をオープンした。
 しかし、首都圏でも苦戦を強いられ、19年10月に東京八重洲店、21年1月に二子玉川店、同年2月に大宮店、22年3月には金沢市片町の割烹も閉鎖するなど不採算店を順次閉鎖し、その後ケータリングも廃止。このため、23年6月期の売上は4億4382万円まで落ち込んだ。ただ、同期は22年秋からの人員削減などの経営改善が奏功し、約3000万円の黒字を計上した。
 24年6月期も景気後退が続く厳しい状況だったが、宴席部門の単価の見直しや高単価商品の充実、婚礼部門の営業活動に注力したことなどにより売上高は約5億7000万円をあげ減収傾向に歯止めをかけた。利益も経常利益で約2800万円の黒字としたが、過年度減価償却費など約15億円の特別損失を計上したことで最終赤字は約14億9000万円となった。
 こうした中、各方面からの支援を受け経営改善に乗り出し、25年11月1日に会社分割により営業を新会社へ移管。その後、当社は東京へ移転し特別清算手続きを進めていた。

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