全国企業倒産状況

2004年度(平成16年度)[2004.4-2005.3] 全国企業倒産状況

倒産件数 13,186件
負債総額 7兆2,622億3,100万円
対前年度比(件数) -14.7% (前年度 15,466件)
対前年度比(負債) -29.2% ( 前年度 10,267,882百万円)

(負債総額1,000万円以上の倒産を集計、%は小数点2位以下切捨)

破産が4割を占める

 2004年度(平成16年度)[2004年4月〜2005年3月]の全国企業倒産(負債総額1,000万円以上)は、13,186件。負債総額は、7兆2,622億3,100万円となった。倒産件数は、前年度比14.7%減となり、年度数字としては戦後25番目を記録。また、負債総額も前年度比29.2%減、戦後12番目の規模となった。


産業別

◎産業別では、10産業全て倒産件数が前年度を下回った。

産業別分類 件数(件) 負債額(百万円)
農林漁鉱業 95 103,728
建設業 3,856 874,284
製造業 2,102 575,018
卸売業 2,073 743,294
小売業 1,604 372,472
金融保険業 57 131,629
不動産業 502 1,444,970
運輸業 439 105,969
情報通信業 277 46,979
サービス他 2,181 2,863,888
合計 13,186 7,262,231

※業種分類のコード改訂(日本標準産業分類に基づく)に伴い、弊社データベースは2004年1月度より新業種分類に移行。このため、産業別分類は従来の9産業から10産業に変更している。


地区別

◎地区別では、9地区のうち全地区で件数が前年度を下回った。 

また都道府県別では、前年度比件数で増加したのは3県、減少は44都道府県となった。

地区別分類 件数(件) 負債額(百万円)
北海道 577 195,699
東北 789 312,966
関東 4,694 3,269,324
中部 1,406 808,840
北陸 306 135,041
近畿 3,233 1,890,901
中国 590 148,805
四国 364 87,115
九州 1,227 413,540
合計 13,186 7,262,231
  • 原因別では、不況型倒産(販売不振・赤字累積・売掛金回収難)が、前年度比14.7%減の10,111件。構成比は、過去2番目となる76.6%を記録した。
  • 形態別では、法的申立が6,142件、倒産構成比は過去最悪を更新する46.5%に達した。そのうち、再建型(会社更生法、民事再生法、商法に基づく会社整理)は550件、消滅型(破産、特別清算)が5,592件。
  • 企業倒産に伴う従業員被害者数(倒産企業従業員総数)は、11万2,803人。
  • 国内上場企業倒産は、環境建設(東証2)、佐藤秀(ジャスダック)など、計7件が発生した。

当期の主な倒産

  • (株)シンコー/大阪府/ゴルフ場経営/202,000(百万円)/民事再生法
  • 富士カントリー(株)/愛知県/ゴルフ場経営/180,000(百万円)/特別清算
  • いわきリゾートサービス(株)/東京都/不動産業/156,700(百万円)/特別清算
  • (株)三正/東京都/不動産業/140,000(百万円)/民事再生法
  • 信和ゴルフ(株)/大阪府/ゴルフ場経営/97,300(百万円)/民事再生法

禁・転載・複写

記事の引用・リンクについて

記事の引用および記事ページへのリンクは、当サイトからの出典である旨を明示することで行うことができます。

(記載例) 東京商工リサーチ TSR速報 ※当社名の短縮表記はできません。
詳しくはサイトポリシーをご確認ください。

人気記事ランキング

  • TSRデータインサイト

「建設コンサルタント」 の業績拡大 ~ 災害対策や老朽化修繕など、安全対策が寄与 ~

2025年1月に埼玉県八潮市で発生した下水道管の破損による大規模な道路陥没事故から1年が経過した。事故を機に普段何気なく利用するインフラの老朽化を身近に感じた人も多いだろう。工事を直接担うのは建設会社だがその裏で設計監理する土木工事の「建設コンサルタント」の業績が好調だ

2

  • TSRデータインサイト

病院経営の法人、採算悪化で赤字法人が5割に迫る 収入は微増、利益はコロナ禍から1兆円以上の大幅減

全国で「病院」を経営する6,266法人の直近決算は、約半数にのぼる3,021法人(構成比48.2%)が赤字だったことがわかった。赤字法人率はコロナ禍以降、3年連続で上昇した。

3

  • TSRデータインサイト

2月の「人手不足」倒産 「求人難」が3.3倍に急増 従業員の採用と賃上げで中小企業は苦悩強まる

2026年2月の「人手不足」倒産は47件(前年同月比147.3%増)で、2025年9月の48件以来、5カ月ぶりに40件台に乗せた。2026年1-2月累計は83件(前年同期比45.6%増)で、同期間では調査を開始した2013年以降、最多だった前年の57件を大きく上回り、増勢を強めている。

4

  • TSRデータインサイト

2月の「ゼロゼロ融資」利用後倒産は27件 返済開始の最後のピークを控え、今後増勢の懸念も

2026年2月の「ゼロゼロ融資(実質無利子・無担保融資)」を利用した企業の倒産は、27件(前年同月比18.1%減)で、2カ月連続で前年同月を下回った。

5

  • TSRデータインサイト

2月の「税金滞納」倒産は10件、3カ月ぶりに減少 10件すべて破産、税金滞納が経営再建の障害に

2026年2月の「税金滞納(社会保険を含む)」倒産は、10件(前年同月比33.3%減)だった。3カ月ぶりに前年同月を下回り、2月としては2年連続で減少した。

TOPへ