ウクライナ支援の「サトウ食品」 2期連続で最高益を更新
パックご飯の大手、「サトウのごはん」などを手掛けるサトウ食品(株)(TSR企業コード:200048562、東証スタンダード)は6月14日、2022年4月期(連結)の営業利益と当期純利益が2期連続で最高益を更新したと発表した。「サトウのごはん」は、新しい生活様式の広がりで内食ニーズの高まりを取り込んだ。
2022年4月期の連結業績は、売上高390億5100万円、営業利益26億9700万円(前期比39.5%増)、当期純利益19億3800万円(同30.1%増)だった。売上高は新しい会計基準を適用している。
サトウ食品は5月、ロシアの侵攻が続くウクライナへ同国政府を通じ「サトウのごはん」3万9,000食の提供を発表、緊急食料支援に活用される予定だ。また、同社は今年4月から正社員の定年年齢を60歳から65歳へ引き上げ、シニア社員が培ってきた豊かな経験を活かす意向を明らかにしている。