• TSRデータインサイト

Xアイコン
facebookアイコン

キレイモ、代表交代と金銭トラブル

 脱毛サロン「KIREIMO(キレイモ)」で、金銭トラブルが表面化している。

 東京商工リサーチ(TSR)は、「TSR情報」2月18日号で、キレイモを展開する(株)ヴィエリス(TSR企業コード:363955682、渋谷区)の代表取締役が2021年11月末に交代し、新社長が代表を務めるA社のホームページにヴィエリスが「関連会社」として掲載(当時)されていることを報じた。

 すでにこの時期、キレイモの契約者の解約に伴う返金処理が一部滞っていた。また、ここにきて従業員への給与遅配も浮上した。複数の従業員がTSRの取材に、「3月支給の給与遅配に続き、4月分も振り込みが遅れた」と語った。従業員によると、3月の支給日前日に社長から「振り込みが遅れます」とアナウンスがあった。ただ、3月の遅配は「社歴の浅い従業員ばかりで、役職者には通常通り振り込まれた」という。4月は、支給日前日に「期日通り」とアナウンスがあったものの、当日の夜、再び社長から遅延がアナウンスされたという。

 28日午前、ヴィエリスの関係者はTSRの取材に対し、「お客様からの問い合わせが多数寄せられている」と明かした。顧客への返金や給与の遅延については「事実」としたが、「今後振り込む予定があるので、(従業員の)雇用や店舗営業は通常通り続ける」と説明した。

 新社長が代表を務めるA社の商業登記簿の事業目的は、3月26日付で内容が大幅に変更され、「飲食店の企画」や「エステティックサロンの経営」などが追加されている。

ANA

‌代表者の交代を報じる「TSR情報」2月18日号
Xアイコン
facebookアイコン

人気記事ランキング

ランキング1位
  • TSRデータインサイト

賃金上昇、従業員退職による倒産が過去最多 8月の「人手不足」倒産 8月では最多の32件

2026年8月の「人手不足」倒産は、32件(前年同月比39.1%増)だった。8月としては、前年の23件を大幅に上回り、最多を更新した。1-8月は333件(前年同期比38.7%増)で、年間最多ペースが続く。

2

  • TSRデータインサイト

出版業の倒産急増、利益も悪化傾向 ~ 存続に向けた書店との直取引、目指す姿と課題 ~

電子書籍が普及するなか、紙の書籍を主体に手掛ける老舗出版社を中心に、「出版業」の倒産(負債1,000万円以上)が急増している。 2026年1-7月の「出版業」の倒産は21件(前年同期比90.9%増)で、2019年同期の21件以来7年ぶりに20件を超えた。

3

  • TSRデータインサイト

「フィットネスクラブ」の倒産が過去最多を更新へ 1-8月は26件、市場拡大もレッドオーシャンの兆し

拡大するフィットネス市場で、「フィットネスクラブ」の倒産が急増している。2026年1-8月は26件(前年同期比160.0%増)と前年同期の2.6倍に達し、2023年同期の16件を抜いて過去最多を更新した。 現在のペースで推移すると、2026年は年間最多の2023年の27件を上回り、40件台も視野に入ってきた。

4

  • TSRデータインサイト

泥臭い再生支援と粉飾決算、銀行員の「違和感」~ 「実務家座談会」を開催(後編)~

(後編)事業再生に携わる金融機関は企業にどう向き合うのか。東京商工リサーチ(TSR)は、事業再生に携わる金融機関の担当者に、取り組みの現状や事例、特色、留意点などを聞いた。

5

  • TSRデータインサイト

「半導体関連メーカー」生成AI普及で業績好調 売上トップはキオクシア、TSMC日本子会社は売上高約143倍

生成AIの普及やデータセンター向け需要拡大で、国内の主要半導体関連メーカーの業績が好調だ。東京商工リサーチ(TSR)の企業データベース(約440万社)から、全国の主な半導体関連メーカー154社の2025年度業績を分析した。

TOPへ