• TSRデータインサイト

医薬品のイワキ 本社機能を東京と珠洲市の2拠点へ、社員は勤務地を自分で選択

 医薬品販売のイワキ(株)(TSR企業コード:290016495、東京都中央区、東証1部)は1月25日、1914(大正3)年の創業から本社を置く東京都中央区日本橋本町に加え、今年6月から石川県珠洲市に本社機能の一部を移転すると発表した。

 持株会社に移行する現イワキで勤務する約110名の従業員は、2023年までに勤務地を東京と珠洲市のどちらかを自ら選択する。なお、岩城慶太郎社長は6月に珠洲市へ居住を移し、業務に就く予定。

 イワキによると、今回の2拠点は新型コロナの影響で一極集中リスクを再認識したほか、在宅勤務の環境が整わないことが背景にある。今後は、珠洲市の「能登SDGsラボ」との協働を進める意向だ。

 現イワキは今年6月、持株会社に移行し、社名をアステナホールディングス(株)に変更する。これに伴い、新しく開設する珠洲市の拠点に当初、5名が異動する。

 現イワキが1月13日に公表した新中長期ビジョンによると、2020年11月期の売上高(連結)653億4,100万円、営業利益20億3,500万円を、3年後の2023年11月期には売上高820億円、営業利益42億円に伸長することを目標にしている。


人気記事ランキング

  • TSRデータインサイト

破産の全東信、20年前から粉飾決算か=600億円超の債務超過のおそれ

決済代行を手掛けていた(株)全東信(TSRコード:575448075、大阪市中央区)の破産劇の裏側がわかってきた。東京商工リサーチ(TSR)の取材で、業績悪化を隠すために、多額の預金の架空計上に手を染めていた実態がみえてきた。

2

  • TSRデータインサイト

全東信の破産、焦付不可避と機会損失 ~外食団体、「セーフティネット保証1号」適用を要請~

クレジットカード決済代行を手掛けていた(株)全東信(TSRコード:575448075、大阪市中央区)の破産の余波が広がっている。7月6日に負債1,259億円(2025年3月期決算時点)を抱え、大阪地裁から破産開始決定を受けて以降、取引金融機関が取り立て不能等を次々と開示している。

3

  • TSRデータインサイト

全東信の粉飾、資本と営業権と不動産から読み解く

大手決済代行の(株)全東信の粉飾は見抜けたのか。破産したいま、過去の決算書を基に違和感を指摘するのは難しくない。預金残高の水増しや債権の架空計上など、全東信はありきたりの手口に手を染めていた。

4

  • TSRデータインサイト

準自己破産の全東信、近畿産業信組が219億円貸出

大手決済代行の(株)全東信(TSRコード:575448075、大阪府)の資金調達先が東京商工リサーチ(TSR)の取材で判明した。

5

  • TSRデータインサイト

止まらない建設業の倒産、職別工事が総合工事を抜く ~ 施工力が「希少資源」、動き始めた内製化 ~

2025年の建設業の倒産は、2,014件(前年比4.6%増)で、4年連続で前年を上回り、2013年(2,421件)以来、12年ぶりに2,000件を超えた。 コロナ禍の2021年に1,065件と2000年以降では最少を記録。その後は増勢に転じ、わずか4年で約2倍に増加した。

TOPへ