• TSRデータインサイト

「カラオケの鉄人」の鉄人化計画、新型コロナの影響で16億円の赤字へ

 

 「カラオケの鉄人」を展開する東証2部の(株)鉄人化計画(TSR企業コード:294194509、目黒区)は7月15日、2020年8月期(連結)の業績予想を修正し、「新型コロナウイルス」による臨時休業などの損失で16億円の最終赤字になりそうだと発表した。

同日、発表した2020年8月期第3四半期で、「継続企業の前提に関する事項の注記(GC注記)」も記載した。感染防止のための営業自粛で業績が悪化。第3四半期で債務超過に転落するなど、「事業運営は深刻な影響を受けた」(リリース資料)としている。さらに2021年3月に到来する30億円弱の借入返済について、取引金融機関と借り換え等の協議を行っているが、「対応策に関する金融機関の最終的な意思表明が行われていない」(同)という。
事業活動の継続可能性の確保について、同日開催した取締役会で第三者割当方式による新株の発行で最大約15億円を調達することを決議したほか、「withコロナ」時代に向けて本部主導による安心安全の顧客サービスのさらなる水平転換などを進めていく方針だ。

鉄人化計画の担当者は東京商工リサーチの取材に対し、「基本的に全店舗営業を再開しており、業績改善を目指す」とコメントした。
2020年8月期の業績予想は、売上高55億円(前期71億6,500万円)、営業利益▲9億5,000万円(同2億300万円の黒字)、最終利益▲16億円(同1億6,800万円の黒字)。

カラオケの鉄人②

カラオケの鉄人(TSR撮影) 

人気記事ランキング

  • TSRデータインサイト

不動産業から見た全国の「活気のある街」 活性度トップは東京都中央区、福岡など地方都市も健闘

東京商工リサーチが保有する企業データベースや行政の発表する統計資料から6つの項目に基づいて、エリア別の不動産業「活性度ポイント」を算出した。その結果、再び都心回帰の動きが出てきた一方で、地方の穴場でも活性化に向かう地域があることがわかった。

2

  • TSRデータインサイト

2025年 全国160万5,166社の“メインバンク“調査

全国160万5,166社の“メインバンク”は、三菱UFJ銀行(12万7,264社)が13年連続トップだった。2位は三井住友銀行(10万1,697社)、3位はみずほ銀行(8万840社)で、メガバンク3行が上位を占めた。

3

  • TSRデータインサイト

ミュゼ破産で浮き彫り、勝者なき脱毛サロンの消耗戦 ~ 整備されぬ「利用者・従業員保護の枠組み」 ~

脱毛サロン最大手の「ミュゼプラチナム」を運営していたMPH(株)が8月18日、東京地裁から破産開始決定を受けた。MPHの破産は負債総額約260億円、被害者(契約者)は120万人を超え、社会問題化している。

4

  • TSRデータインサイト

破産開始決定のMPH、「抗告など対抗せず」

8月18日に東京地裁より破産開始決定を受けたMPH(株)(TSRコード:036547190)の幹部は20日、東京商工リサーチの取材に応じ、「破産開始決定に対しての抗告などはしない予定」とコメントした。

5

  • TSRデータインサイト

『生成AI』 活用は企業の25%にとどまる  「業務効率化」が9割超、専門人材不足がネック

幅広いビジネスシーンで注目される生成AIだが、その活用を推進している企業は25.2%(6,645社中、1,679社)にとどまることがわかった。

TOPへ