• TSRデータインサイト

てるみくらぶの破産手続が終結 約1万5,000人に1.9%配当が終了

破産から2年半を経過し、破産手続が終結

 格安旅行会社の(株)てるみくらぶ(TSR企業コード:296263001、東京都、2017年3月破産)は配当が終了し9月25日、東京地裁から破産手続終結の決定を受けた。9月26日、破産管財人が明らかにした。
 8月30日、個人や旅行グループの代表ら約1万5,000人に配当の振込みが完了し、一部の債権者には法務局に供託手続きを実施した。破産管財人の任務が終了したことで、東京地裁から破産手続終結の決定を受けた
。 てるみくらぶの突然の破産で、数万人の旅行者に航空券の発券ができないなど大きな社会問題になっていた。破産後、山田千賀子社長は詐欺などで2017年11月に逮捕され、懲役6年の判決を受けている。
 てるみくらぶの破産事件は破産申請から2年半を経過し、破産手続きが終結した。

てるみくらぶが営業を休止時の張り紙(2017年3月撮影)

‌てるみくらぶが営業を休止時の張り紙(2017年3月撮影)

あわせて読みたい記事

2026/08/04
銀行の年収ランキング 三井住友銀行が4年ぶりトップ 銀行員の平均年収684万円、新卒・職種で格差拡大
2026/08/03
新型コロナ破たん、7月は176件でことし最多
2026/08/03
7月の「円安」倒産5件、1-7月累計は50件 コスト上昇で、卸売業と小売業が各2件発生

人気記事ランキング

  • TSRデータインサイト

ハウスメーカーの倒産、26年上半期9割増の衝撃 ~ 踏み切れない抜本再生、施主の権利保護も重要 ~

コスト高や人手不足などでハウスメーカー(木造建築工事業)の倒産が急増している。2026年上半期(1-6月)は118件発生し、前年同期から約9割増えた。

2

  • TSRデータインサイト

倒産と無縁の税理士業界に異変、2026年上半期は4件発生 粉飾は詐欺罪も、コンプラ違反と健康問題がリスクに

過去、税理士事務所の倒産は半年で、概ね1~2件にとどまっていた。景気状況に相関せず、倒産と無縁の税理士業界だったが、2026年上半期(1-6月)はすでに4件発生した。

3

  • TSRデータインサイト

エブリライブの元従業員、「突然の解雇」に困惑

6月初旬から連絡が取りにくくなっているライブ配信のエブリライブ(株)(東京都港区)が、同時期に大半の従業員を解雇していたことがわかった。  解雇を通知の際、エブリライブ側は従業員に「破産予定のため」と説明したという。解雇された元従業員が東京商工リサーチの取材に応じた。

4

  • TSRデータインサイト

2026年上半期「医療機関」倒産 増勢続く 上半期で2番目の38件、「後継者難」は最多

医療機関の倒産が止まらない。2026年上半期(1-6月)に倒産した病院・クリニック(診療所)・歯科医院などの「医療機関」は、38件(前年同期比15.1%増)と大幅に増加した。上半期では、2006年以降の20年間で、2024年と2025年の33件を上回り、2009年の39件に次ぐ2番目の高水準となった。

5

  • TSRデータインサイト

愛媛県のいよぎんHDと愛媛銀が経営統合へ  メインバンク取引社数 金融Gでは国内21位に

愛媛県内にある企業のメインバンクシェア57.5%(県内メインバンク取引社数1万966社)の伊予銀行を傘下に持ついよぎんホールディングスと、県内2位で18.5%(同3,542社)の愛媛銀行が、7月24日開催の取締役会で経営統合を付議することを発表した。

TOPへ