• TSRデータインサイト

日産自動車の元会長カルロス ゴーン氏 役員報酬16億5200万円(2019年3月期)

 6月27日、日産自動車(株)(東証1部、横浜市西区)の2019年3月期の有価証券報告書が提出された。
 2018年11月19日、東京地検特捜部から役員報酬の過少申告の疑い(金融商品取引法違反)で逮捕されたカルロス ゴーン元会長の報酬額は、16億5,200万円だった。
 内訳は、基本年俸16億4,700万円、その他の金銭報酬500万円。カルロス ゴーン元会長の基本年俸は、当初、取締役会で25億4,400万円と確定していたが、2018年11月22日付で会長職および代表職を解職されていた。
 カルロス ゴーン元会長は制度開始以降、10年連続で報酬額が個別開示されている。

 「改正企業内容等の開示に関する内閣府令」に基づき、2010年3月期決算より役員報酬額が1億円以上の役員の報酬総額や報酬等の種類別(基本報酬・ストックオプション・賞与・退職慰労金等の区分)の総額を有価証券報告書に記載することが義務付けられた。

 2019年3月期の日産自動車の有価証券報告書によると、カルロス ゴーン元会長以外に、西川廣人代表執行役社長兼最高経営責任者が4億400万円、志賀俊之取締役が1億6,100万円、中村公泰取締役が1億7,800万円と、カルロス ゴーン元会長を含め4名が1億円以上の役員報酬を受け取っていた。

10年間の報酬額推移

記事の引用・リンクについて

記事の引用および記事ページへのリンクは、当サイトからの出典である旨を明示することで行うことができます。

(記載例) 東京商工リサーチ TSRデータインサイト ※当社名の短縮表記はできません。
詳しくはサイトポリシーをご確認ください。

人気記事ランキング

  • TSRデータインサイト

「士業」の倒産、2年連続最多

「士業」の倒産が目立ってきた。給付金の不正受給の指南や、顧客から預かった資金の流用など、近年はコンプライアンス違反が原因で倒産するケースも目立つ。

2

  • TSRデータインサイト

「歯科関連」倒産 20年間で最多の39件 診療報酬改定の効果と中東情勢の行方

コンビニより多い歯医者が苦境に立たされている。2025年に「歯科診療所(歯医者)」と「歯科技工所」の倒産は、39件(前年度比56.0%増)と急増、2006年度以降の20年間で最多だった。

3

  • TSRデータインサイト

緊迫続く中東情勢 企業の約8割で事業にマイナス ガソリン価格と原材料の高騰、品薄に根強い懸念

 4月8日、米国とイランは2週間の停戦に合意したと伝えられるが、その間もイスラエルがレバノンを攻撃したと報じられるなど、ホルムズ海峡が全面開放されるかまだ不透明な状況が続く。この状況を受け、国内企業の約8割が「マイナスの影響がある」と回答した。

4

  • TSRデータインサイト

2025年度の「ラーメン店」倒産 過去2番目の57件 負債1億円以上が増加、効率化と付加価値が課題に 

2025年度(4‐3月)の「ラーメン店」倒産は57件(前年度比21.2%増)だった。集計可能な2009年度以降では、過去最多を記録した2023年度の63件に次ぐ、2番目の高水準だった。

5

  • TSRデータインサイト

クリアースカイの債権者が会見 ~ 第三者破産の経緯を説明 ~

4月7日、合同会社クリアースカイ(TSRコード: 137254873、京都府)の債権者が京都市内で会見した。同日に債権者が申し立てた破産(第三者破産)に関して経緯などを説明した。 会見には、多数の債権者のほか申立代理人の加藤博太郎弁護士、石戸悠太朗弁護士(加藤・轟木法律事務所)が出席した

TOPへ