• プレスリリース

東京商工リサーチ、SAPジャパンと協業し、国内企業840万件以上の評価情報をサプライヤーリスク管理アプリケーションに統合

株式会社東京商工リサーチ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:河原 光雄、以下 TSR)は、SAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:福田 譲、以下 SAPジャパン)と協業し、SAPジャパンのサプライヤーリスク管理アプリケーション「SAP&® Ariba&® Supplier Risk」に、同社の企業情報840万件以上、評価項目数200項目以上におよぶ国内企業情報を統合して提供することを発表しました。

昨今、企業の存続のためには、さまざまなリスクに備える必要があり、サプライヤーのリスク管理も不可欠な要素の1つです。しかしながら、数多くの取引先の情報をタイムリーに把握し迅速な意思決定を行うことは容易ではありません。

SAP Ariba Supplier Riskでは、サプライヤーのリスクを継続的に監視することで、不要なリスクを回避して、サプライチェーンの寸断を防ぐことができます。ニュースサイト、政府データ、災害情報システム、公的および私的なソースなど、50万以上のソースから収集した市場調査データにアクセスし、30種類以上のリスクインシデントを自動的に追跡することが可能です。また、サプライヤーのプロファイル、業務内容、リスクプロファイルなどを単一のビューに集約し、包括的な360度ビューで把握することができます。

今回の協業により、TSRが200項目以上で評価する840万件以上の国内企業の評価情報が、SAP Ariba Supplier Riskに統合されることで、国内ユーザーのサプライヤーリスク管理の精度が格段に向上します。TSRが保有する評価情報は、日本全国のTSR調査員が実際に企業を訪問し、直接ヒアリングを行った内容などがまとめられているだけでなく、業界平均値との比較なども盛り込まれています。ユーザーは、TSRが提供する企業の評価情報はもちろん、さまざまなソースから提供される情報をSAP Ariba Supplier Riskの単一のビューで把握することができるため、ビジネス上の意思決定を状況に応じてタイムリーに行うとともに、取引パートナーとのコラボレーション改善に活用できるようになります。

人気記事ランキング

  • TSRデータインサイト

コメ農家の倒産・休廃業が過去最多 ~ コメ作りの「あきらめ」、さらに増加も ~

コメ価格の高騰が止まらない。農水省が18日に発表した3月の米価格(相対取引価格)は2万5,876円で、1年前の約2倍の高値だ。 政府は備蓄米を放出したが、小売業者にはなかなか届かず、韓国産やアメリカ産の輸入拡大も検討されている。

2

  • TSRデータインサイト

パン屋の倒産が急減、コメ高騰でパンに注目 ~ 高級パンブームや小麦高騰の影響も一巡 ~

コメ価格の高騰が食卓と倒産に変化を及ぼしている。高級パンブームが崩壊したことに加え、小麦粉の価格上昇でパン屋さんの倒産が増加していたが、ここにきて急激に減少していることがわかった。

3

  • TSRデータインサイト

2025年4月「人手不足」倒産 最多の36件 人材の流動化が進み、「求人難」「従業員退職」が急増

2025年4月の「人手不足」が一因の倒産は、36件(前年同月比44.0%増)で、4月としては2013年以降では過去最多を更新した。

4

  • TSRデータインサイト

パナソニックHDの早期希望退職募集 2012年以降の国内募集で最大規模、13年ぶり募集5,000人台

パナソニックホールディングス(株)(TSRコード:570191092)は5月9日、国内外で1万人規模の人員削減を発表した。国内は5,000人規模の見込み。

5

  • TSRデータインサイト

「人材派遣業」倒産、1-3月は過去最多の29件 ~ 「円高」、「トランプ関税」でさらに増加も ~

人手不足で人材の獲得競争が厳しさを増すなか、人材派遣会社(労働者派遣業)の倒産が急増している。

記事カテゴリを表示
記事カテゴリを閉じる

プリントアウト

RSS

CLOSE
TOPへ