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【2020年1、2月期決算】サマンサタバサなど4社にGC注記、9社に重要事象が記載

 2020年1、2月期決算で決算短信に「継続企業の前提に関する注記」(ゴーイング・コンサーン注記、GC)を記載した企業は4社だった。また、GCに至らないが事業継続に重要な疑義を生じさせる事象がある「継続企業の前提に関する重要事象」(以下、重要事象)を記載したのは9社だった。


 GC注記の記載は4社だったが、初めてGC注記を記載した企業はなく、すべて直近の四半期決算からGC注記が継続した。
 決算発表を延期していたレディースバッグ製造販売の(株)サマンサタバサジャパンリミテッド(TSR企業コード:293842310、以下サマンサ)は5月1日、2020年2月期の決算を公表。有利子負債が手元資金に比べて高水準になるなか、営業損失11億8,400万円を計上し、GC注記を記載した。また、緊急事態宣言の発令で、「現在、国内257店舗中253店舗で臨時休業しており、今後資金繰りにも影響が出てくる見込み」とした。同日、資本業務提携を結んでいた(株)コナカ(TSR企業コード: 350617880)のグループ会社、(株)フィットハウス(TSR企業コード:470173041)との合併を発表(存続会社はサマンサ)した。今後、コナカの連結子会社として親会社の支援を得ながら再建を図る。

 重要事象の記載は、紳士服販売の(株)タカキュー(TSR企業コード:290308623)、(株)さいか屋(TSR企業コード:350314209)など、新規の小売業4社を含む9社だった。
 2月決算のため、いずれも決算期末時点での新型コロナウイルスによる業績への直接的な影響は少ない。ただ、今期は「一部店舗で営業休止等を実施しており、来店客数及び売上高に影響を与える状況」(タカキュー)とする企業もあり、新型コロナの悪影響が本業不振に拍車をかける可能性も高まっている。

(東京商工リサーチ発行「TSR情報全国版」2020年5月11日号掲載予定「WeeklyTopics」を再編集)
※13社のリストも掲載予定

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