• TSRデータインサイト

RIZAPグループ、ジャスダック上場『ぱど』を売却へ グループ上場会社では初の売却

  RIZAPグループ(株)(TSR企業コード:295695790、新宿区、瀬戸健社長、札証アンビシャス、以下RIZAPG)は11月6日、連結子会社でフリーペーパー発行等の(株)ぱど(TSR企業コード:350657912、千代田区、小澤康二社長、JASDAQ)を売却することを明らかにした。

 11月6日付でRIZAPGが保有する1351万3515株(67.56%)を、投資会社(株)FUNDBOOK(TSR企業コード:025629131、港区)の畑野幸治代表が募集する株式公開買付に応募することを決定した。
公開買付期間は11月7日から12月4日までで、譲渡価格は総額24億6700万円となる(1株あたり170円、子会社保有分も含む)。
RIZAPGは2017年3月31日付で第三者割当増資及び資本業務提携を締結し、ぱどを連結子会社化していた。ぱどの2019年3月期の売上高(連結ベース)は79億9700万円だが、5億2300万円の最終赤字を計上していた。今後、ぱどは畑野氏が運営するファンドの下で経営再建を目指し、2020年1月開催の臨時取締役会で畑野氏が取締役に就任する予定。
RIZAPGはグループの構造改革で子会社の売却や事業整理を急ぐが、今回の売却成立で売却益10億円を見込んでいる。
なお、RIZAPGはフリーペーパーの(株)サンケイリビング新聞社(TSR企業コード:292090382、千代田区、以下サンケイリビング)も連結子会社化しているが、サンケイリビングについては「今のところ売却の予定はない」としている。

ぱどを売却するRIZAPG

人気記事ランキング

  • TSRデータインサイト

ハウスメーカーの倒産、26年上半期9割増の衝撃 ~ 踏み切れない抜本再生、施主の権利保護も重要 ~

コスト高や人手不足などでハウスメーカー(木造建築工事業)の倒産が急増している。2026年上半期(1-6月)は118件発生し、前年同期から約9割増えた。

2

  • TSRデータインサイト

倒産と無縁の税理士業界に異変、2026年上半期は4件発生 粉飾は詐欺罪も、コンプラ違反と健康問題がリスクに

過去、税理士事務所の倒産は半年で、概ね1~2件にとどまっていた。景気状況に相関せず、倒産と無縁の税理士業界だったが、2026年上半期(1-6月)はすでに4件発生した。

3

  • TSRデータインサイト

エブリライブの元従業員、「突然の解雇」に困惑

6月初旬から連絡が取りにくくなっているライブ配信のエブリライブ(株)(東京都港区)が、同時期に大半の従業員を解雇していたことがわかった。  解雇を通知の際、エブリライブ側は従業員に「破産予定のため」と説明したという。解雇された元従業員が東京商工リサーチの取材に応じた。

4

  • TSRデータインサイト

2026年上半期「医療機関」倒産 増勢続く 上半期で2番目の38件、「後継者難」は最多

医療機関の倒産が止まらない。2026年上半期(1-6月)に倒産した病院・クリニック(診療所)・歯科医院などの「医療機関」は、38件(前年同期比15.1%増)と大幅に増加した。上半期では、2006年以降の20年間で、2024年と2025年の33件を上回り、2009年の39件に次ぐ2番目の高水準となった。

5

  • TSRデータインサイト

愛媛県のいよぎんHDと愛媛銀が経営統合へ  メインバンク取引社数 金融Gでは国内21位に

愛媛県内にある企業のメインバンクシェア57.5%(県内メインバンク取引社数1万966社)の伊予銀行を傘下に持ついよぎんホールディングスと、県内2位で18.5%(同3,542社)の愛媛銀行が、7月24日開催の取締役会で経営統合を付議することを発表した。

TOPへ