• TSRデータインサイト

Xアイコン
facebookアイコン

東芝の資本金、2,000億円から4,999億9,999万7,000円に

 12月5日、経営再建中の(株)東芝(TSR企業コード:350323097、東京都、東証2部)は「第三者割当による新株式の払込完了に関するお知らせ」をリリースした。11月19日に新株発行により、ウエスチングハウス(WH)の親会社保証の一括弁済に充てると発表していたが、これが一歩前進したことになる。
今回の第三者割当による発行価額の総額は5,999億9,999万4,000円で、このうち2,999億9,999万7,000円を資本金に繰り入れ、新資本金は4,999億9,999万7,000円となる。残額の2,999億9,999万7,000円は資本準備金とする。
12月12日現在、東芝の商業登記簿上の資本金額は2,000億円のままで変化がない。この点について東芝の担当者は、「12月5日の払込完了で増資は即日発効している。また、7日には割当先が株式の新規登録している」という。その上で、「現時点(12月12日)で登記変更の申請手続きはしていない。増資完了から2週間以内に申請するルールなので、それまでに申請する予定だ」と話す。
東京法務局の担当者によると、「会社法上、登記事項に変更が生じた場合、2週間以内に登記変更を申請しなければならない。期限を過ぎた場合は、法人代表者に対して100万円以下の過料が科せられる可能性がある」という。

(東京商工リサーチ発行「TSR情報全国版」2017年12月13日号掲載予定「SPOT情報」を転載)

 TSR情報とは

Xアイコン
facebookアイコン

人気記事ランキング

ランキング1位
  • TSRデータインサイト

賃金上昇、従業員退職による倒産が過去最多 8月の「人手不足」倒産 8月では最多の32件

2026年8月の「人手不足」倒産は、32件(前年同月比39.1%増)だった。8月としては、前年の23件を大幅に上回り、最多を更新した。1-8月は333件(前年同期比38.7%増)で、年間最多ペースが続く。

2

  • TSRデータインサイト

出版業の倒産急増、利益も悪化傾向 ~ 存続に向けた書店との直取引、目指す姿と課題 ~

電子書籍が普及するなか、紙の書籍を主体に手掛ける老舗出版社を中心に、「出版業」の倒産(負債1,000万円以上)が急増している。 2026年1-7月の「出版業」の倒産は21件(前年同期比90.9%増)で、2019年同期の21件以来7年ぶりに20件を超えた。

3

  • TSRデータインサイト

「フィットネスクラブ」の倒産が過去最多を更新へ 1-8月は26件、市場拡大もレッドオーシャンの兆し

拡大するフィットネス市場で、「フィットネスクラブ」の倒産が急増している。2026年1-8月は26件(前年同期比160.0%増)と前年同期の2.6倍に達し、2023年同期の16件を抜いて過去最多を更新した。 現在のペースで推移すると、2026年は年間最多の2023年の27件を上回り、40件台も視野に入ってきた。

4

  • TSRデータインサイト

泥臭い再生支援と粉飾決算、銀行員の「違和感」~ 「実務家座談会」を開催(後編)~

(後編)事業再生に携わる金融機関は企業にどう向き合うのか。東京商工リサーチ(TSR)は、事業再生に携わる金融機関の担当者に、取り組みの現状や事例、特色、留意点などを聞いた。

5

  • TSRデータインサイト

「半導体関連メーカー」生成AI普及で業績好調 売上トップはキオクシア、TSMC日本子会社は売上高約143倍

生成AIの普及やデータセンター向け需要拡大で、国内の主要半導体関連メーカーの業績が好調だ。東京商工リサーチ(TSR)の企業データベース(約440万社)から、全国の主な半導体関連メーカー154社の2025年度業績を分析した。

TOPへ