役員報酬 1億円以上開示企業 (株)ユーシンの田邊会長兼社長が最高額を更新
自動車電装品製造・(株)ユーシン(東証1部、東京都港区)田邊耕二代表取締役会長兼社長の2014年11月期の役員報酬額は14億500万円で、歴代の最高報酬額を更新した。今まで役員報酬の最高額はカシオ計算機(株)(東証1部)樫尾俊雄前会長の13億3,300万円だったが、その報酬額を7,200万円上回った。
報酬内訳は、基本報酬7億7,500万円、賞与6億3,000万円で、ユーシンからの報酬のみだった。
ユーシンは2013年5月にValeo社(フランス)からアクセスメカニズム事業の買収で、様々な統合作業に注力。また、メキシコ工場が本格稼働を開始したことが売上を牽引した。2014年11月期(単体)の売上高は589億300万円、当期純利益12億5,400万円。
2010年3月期から2014年11月期決算まで、役員報酬1億円以上の個別開示は1,129社、1,871人。
- ※2010年3月期決算からの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額を有価証券報告書に記載することが義務付けられた。