• プレスリリース

東京商工リサーチの「TSR API サービス」との連携部品「Connector for TSR API」をUiPath社が提供開始

株式会社東京商工リサーチ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:河原 光雄、以下「TSR」)は、ロボティック・プロセス・オートメーション(Robotic Process Automation 以下「RPA」)ソフトウェアにおけるリーディングカンパニー、米UiPath(ユーアイパス)社の日本法人であるUiPath株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:長谷川康一、以下「UiPath社」の「UiPath Go!」で「TSR API サービス」との連携部品「Connector for TSR API」を提供開始しました。

TSR APIサービスは、TSRの企業情報データベースとユーザーの自社システムとの連携を可 能にするサービスです。APIサービスを活用することで、自社の得意先/仕入先情報や与信 管理・審査情報などから、リアルタイムかつダイレクトに、TSR の持つ国内542万件超の各種企業データを検索し、取得することができるようになります。また、オンラインでのデータマッチング(名寄せ)が可能になるので、自社の企業データベースを常に最新かつ正確な状態に維持することができます。

今回提供開始したConnector for TSR APIを利用してUiPathとの連携を行うことで、ユーザーは、業績、財務情報、リスクスコア(倒産確率)など、企業情報の取得業務を自動 化することができます。現状は、Web 画面やレポートなどで企業情報を確認できますが、 Excel などの管理帳票への転記などは手動で行う必要があります。Connector for TSR APIを利用すれば、取得した企業情報をExcel、CSV など、任意のファイル形式で出力することができ、Webブラウザからのコピーアンドペーストのような手作業も不要になります。

Connector for TSR APIでは、TSR APIサービスの利用企業に需要の高い合計19のAPIを共通部品(ワークフロー)として、UiPathユーザー向けに無償提供します。UiPath Go!からダウンロードするだけで、インストールしてすぐに利用でき、自社の用途に合わせ、必要なAPIのみを既存のワークフローに組み込むことが可能です。これにより、従来のシステム 連携開発に要する時間を大幅に短縮するとともに、TSRの持つ国内542万件超のデータから、取引先の経営状態や与信管理に必要な情報を即座に検索、取得可能となります。 また、GUIベースではなく、APIベースの部品のため、業務自動化を安定・安全・高速に実行可能です。

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