• TSR速報

弁護士法人横山法律事務所

※画像は実際の企業と関係はありません

※画像は実際の企業と関係はありません

国際ロマンス詐欺の受任案件でトラブルとなっていた

 弁護士法人横山法律事務所(東京都港区)は1月10日、東京地裁より破産開始決定を受けた。破産管財人には柴田祐之弁護士(TF法律事務所、千代田区平河町2-7-5)が選任された。
 負債は現在調査中。

 事務所設立以来、マッチングアプリ詐欺や海外FX・仮想通貨詐欺、ロマンス詐欺など、詐欺事案を中心に対応していた。ウェブ広告による集客を行い、受任件数は2022年5月時点で1000件を超えていた。
 しかし、着手金を得て受任した国際ロマンス詐欺の被害回復の適切な対応をしなかったなどでトラブルとなり、2024年5月には第一東京弁護士会より懲戒手続に付されていた。
 その後、2024年8月14日に債権者への公正な弁済のため、第一東京弁護士会が破産を申し立てていた。
 なお、破産管財人は情報提供用のホームページ( https://tfsbt-kanzai.com/)を開設している。

※弁護士法人横山法律事務所(TSR企業コード:136569633、法人番号:2010005032184、港区虎ノ門3-22-14、設立2020(令和2)年8月)

人気記事ランキング

  • TSRデータインサイト

コメ農家の倒産・休廃業が過去最多 ~ コメ作りの「あきらめ」、さらに増加も ~

コメ価格の高騰が止まらない。農水省が18日に発表した3月の米価格(相対取引価格)は2万5,876円で、1年前の約2倍の高値だ。 政府は備蓄米を放出したが、小売業者にはなかなか届かず、韓国産やアメリカ産の輸入拡大も検討されている。

2

  • TSRデータインサイト

パン屋の倒産が急減、コメ高騰でパンに注目 ~ 高級パンブームや小麦高騰の影響も一巡 ~

コメ価格の高騰が食卓と倒産に変化を及ぼしている。高級パンブームが崩壊したことに加え、小麦粉の価格上昇でパン屋さんの倒産が増加していたが、ここにきて急激に減少していることがわかった。

3

  • TSRデータインサイト

2025年4月「人手不足」倒産 最多の36件 人材の流動化が進み、「求人難」「従業員退職」が急増

2025年4月の「人手不足」が一因の倒産は、36件(前年同月比44.0%増)で、4月としては2013年以降では過去最多を更新した。

4

  • TSRデータインサイト

パナソニックHDの早期希望退職募集 2012年以降の国内募集で最大規模、13年ぶり募集5,000人台

パナソニックホールディングス(株)(TSRコード:570191092)は5月9日、国内外で1万人規模の人員削減を発表した。国内は5,000人規模の見込み。

5

  • TSRデータインサイト

「人材派遣業」倒産、1-3月は過去最多の29件 ~ 「円高」、「トランプ関税」でさらに増加も ~

人手不足で人材の獲得競争が厳しさを増すなか、人材派遣会社(労働者派遣業)の倒産が急増している。

TOPへ