全国企業倒産状況

2004年(平成16年)8月度 全国企業倒産状況

Xアイコン
facebookアイコン
倒産件数 1,097 件
負債総額 496,090 百万円
前月比(件数) - 2.3 % ( 前 月  1,123 件)
前月比(負債) - 13.9 % ( 前 月  576,482 百万円)
前年同月比(件数) - 13.3 % (前年同月  1,266 件)
前年同月比(負債) - 55.5 % (前年同月  1,116,545 百万円)

(負債総額1,000万円以上の倒産を集計、%は小数点2位以下切捨)

負債総額8月としては10年ぶりに5,000億円を下回る

2004年(平成16年)8月度の全国企業倒産(負債額1000万円以上)は1,097件、負債総額は4,960億9,000万円となった。
倒産件数は、前月比2.3%、前年同月比では13.3%の減少となり、8月としては戦後23番目の件数。前年同月比減は24カ月目となって、連続減少期間では過去2番目となった。
また、負債総額は、前月比13.9%、前年同月比では55.5%の減少となり、8月としては戦後12番目。

産業別

 

産業別分類
件数(件)
負債額(百万円)
農林漁鉱業
6
5,460
建設業
327
71,621
製造業
172
60,107
卸売業
154
64,604
小売業
135
27,503
金融保険業
1
10
不動産業
32
46,774
運輸業
39
6,887
情報通信業
21
4,957
サービス他
210
208,167
合計
1,097
496,090

※業種分類のコード改訂(日本標準産業分類に基づく)に伴い、弊社データベースは2004年1月度より新業種分類に移行。

このため、産業別分類は従来の9産業から10産業に変更している。

対前年増減は前年数値も新業種コードに変換して算出。

地区別

◎地区別では、9地区のうち8地区で前年を下回った。
 また都道府県別では、前年比で増加したのは19府県、減少したのが24都道府県となった。
地区別分類
件数(件)
負債額(百万円)
北海道
27
2,890
東北
65
14,982
関東
408
168,764
中部
105
30,492
北陸
30
3,528
近畿
280
215,042
中国
57
11,607
四国
30
4,000
九州
95
44,785
合計
1,097
496,090

 

 
◎原因別では、販売不振、赤字累積、売掛金回収難を原因とする「不況型倒産」が852件。構成比は77.6%となった。


◎倒産形態別では、法的申立が473件。うち、再建型(会社更生法、民事再生法等)が55件、消滅型(破産、特別清算)418件となった。


◎信用保証協会による「中小企業金融安定化特別保証制度」を利用したものの、その後経営が破たんした「特別保証制度関連」倒産は、145件。
※なお制度自体は、2001年3月末で新規取扱いを終了している。


◎中小企業倒産(中小企業基本法に基づく)は、1,093件となった。


◎国内上場企業倒産は当月1件発生。


◎企業倒産に伴う従業員被害者数(企業倒産従業員総数)は、11,228人。

当月の主な倒産

旭国際開発(株)/兵庫県/ゴルフ場経営/57,100/民事再生法
(株)パインレークゴルフクラブ/大阪府/ゴルフ場経営/51,000/民事再生法
(株)ジェイ・シー・エム/東京都/駐車場設備機器販売/25,311/民事再生法
(株)アルシア/東京都/リゾート会員権販売/20,000/破産
(株)ムラモト/奈良県/ゴルフ場経営/16,700/特別清算

禁・転載・複写

Xアイコン
facebookアイコン

人気記事ランキング

ランキング1位
  • TSRデータインサイト

「最低賃金」改定で、51.3%の企業が「給与変更」 2020年代の1,500円 「対応不可能」が4割切る

厚生労働省は9月3日、2026年度の全国の最低賃金額(平均)を1,177円(56円増)に引き上げた。 1978年度に目安制度が始まって以降、平均引き上げ額56円は前年度に続き2番目の高さで、これを受けて給与改定を迫られる企業が半数に達することがわかった。

2

  • TSRデータインサイト

1-9月「医療機関」倒産 過去最多の59件 身近なクリニック、歯科医院で苦境が鮮明

医療機関の倒産が再び勢いを増している。2026年1月-9月に倒産した病院・クリニック(診療所)・歯科医院などの「医療機関」は59件(前年同期比28.2%増)と、過去最多を更新した。

3

  • TSRデータインサイト

「税金滞納」倒産が168件、前年同期の2倍に大幅増 2026年度上半期の「税金滞納」倒産 破産が97.6%

2026年度上半期(4-9月)の「税金滞納(社会保険を含む)」倒産は、168件(前年同期比100.0%増)と、前年同期の2倍に達し、この10年で最多を記録した。物価や人件費などのコストアップが企業収益を圧迫し、納税原資を確保できない小・零細企業の行き詰まりに拍車を掛けている。

4

  • TSRデータインサイト

「社会保険の適用拡大」 中小・零細企業ほど負担増 企業の44.9%が「働き控え」懸念、「未対応」も半数

2026年10月から非正規従業員にも社会保険の適用が拡大された。「月収8万8,000円以上」の賃金要件が撤廃され給与額に関わらず条件を満たす社員は、新たに厚生年金や健康保険の加入対象となる。10月1~8日企業を対象に「社会保険適用の基準変更」に関するアンケート調査を実施した。

5

  • TSRデータインサイト

2026年1-9月「デイサービス」倒産47件 同期間で過去最多、介護業界の苦境鮮明

デイサービスなど「通所・短期入所介護事業」の倒産が増加している。2026年は9月までに47件(前年同期比34.2%増)と大幅に増加し、1-9月で過去最多を更新した。多様化するサービスなど、他社との競争が激化するほか、物価高に人手不足も重なり、苦境が深まっている。

TOPへ