(株)Mプロダクション(旧商号:(株)イエローキャブ)

※画像は実際の企業と関係はありません
芸能プロダクションFCなど展開、(株)Mプロダクション(旧商号:(株)イエローキャブ)が破産
(株)Mプロダクション(旧商号:(株)イエローキャブ、新宿区)は7月2日、東京地裁より破産開始決定を受けた。
破産管財人には佐々木奏弁護士(森・濱田松本法律事務所外国法共同事業、千代田区丸の内2-6-1)が選任された。
負債は現在調査中。
人気グラビアタレントの芸能事務所として知名度があったイエローキャブの商標などを取得していた。源流の旧:(株)イエローキャブ(TSR企業コード:292920040)は多数の女性タレントが所属していた芸能プロダクション経営会社。名物社長の野田義治元社長はタレント育成に関しては業界内でも評価され、ピークの1994年1月期には売上高約9億円をあげていた。
しかし2004年11月、野田氏の退任後に所属タレントの移籍が相次ぎ、2006年1月期の売上高は約4億6900万円に減少。このため、グラビア・アイドル路線の復活で経営不振の打開を図っていたが、減収に歯止めを掛けることができず、2015年1月には所属タレントの契約が満了となり、破産を申請した。
その後、イエローキャブの商標などは別会社を経て当社が取得し、2022年2月に同商標を利用した芸能プロダクションのフランチャイズ展開を発表していた。
※(株)Mプロダクション(TSR企業コード:131375989、法人番号:9010001201018、新宿区西新宿2-3-1、設立2019(令和1年)5月)