指定事項調査

一般的な企業信用調査の調査項目に加え、登記原本添付や社有不動産の時価評価、個別案件など目的に応じた調査をおこなうことです。

指定事項調査の特徴

与信管理において、一般的な企業信用調査で主体となる企業の商号、所在地、沿革、代表者、役員、株主、従業員、支払・回収条件、銀行取引、決算書に基づく財務分析などの調査に加え、指定事項調査では特別に知りたい情報を指定事項として調査するという特徴があります。

TSRの視点

一般の企業信用調査については対象企業の担当者との面談を前提としており、その中で収集した情報をまとめて与信管理の資料として提供していますが、指定事項調査は一般の面談におけるヒアリングで得られた情報からさらに自社にとって必要となる情報の提供を求めるものであり、具体的には保有設備の詳細、金融機関への裏付などがあります。新規取引などリスクの伴う取引開始の際には、対象企業を見極める上で重要な要因となります。

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