大型倒産(原則負債総額30億円以上)および注目企業の動向
TSR速報
2019/11/13(水)
破産開始決定
負債総額2社の負債総額10億9750万円
~不動産専門紙「住宅新報」など発行、事業は新会社で継続~
※画像は実際の企業と関係はありません
(株)神谷町管理(TSR企業コード:290090628、法人番号:9010401013847、港区虎ノ門3-11-15、設立1947(昭和22)年12月)と、関連の神谷町ビジネス管理(株)(TSR企業コード:291924794、法人番号:3010401013852、同所、設立1970(昭和45)年11月)は11月6日、東京地裁から破産開始決定を受けた。破産管財人には勝又祐一弁護士(フロンティア法律事務所、千代田区平河町2-7-4、電話03-6912-3811)が選任された。
負債は神谷町管理が10億6450万円、神谷町ビジネス管理が3300万円で、2社の負債合計10億9750万円。
なお、事業は新会社に譲渡して継続している。
負債は神谷町管理が10億6450万円、神谷町ビジネス管理が3300万円で、2社の負債合計10億9750万円。
なお、事業は新会社に譲渡して継続している。
神谷町管理(旧商号:(株)住宅新報社)は住宅・不動産市場の専門紙「住宅新報」の発行を手掛けていた。「住宅新報」は、住宅・不動産市場等のビジネストレンドが分かる専門新聞として長年の実績と知名度を有し、不動産・住宅業界の関係者を主な購読層としていた。このほか、宅地建物取引士、マンション管理士などの資格参考書などを出版するほか、通信教育事業や不動産関連のセミナーや講演会の開催なども展開。1991年3月期は売上高約45億8000万円をあげていた。
しかし、その後は購読者減による発行部数の減少が続き、2018年3月期の売上高は約5億円にまで減少していた。
神谷町ビジネス管理(旧:(株)住宅新報ビジネス社)は関連会社として広告代理業などを手掛けていた。
こうしたなか、2017年12月に会社分割方式で新設した新会社に2社の主要事業を譲渡。その後、現商号に変更して清算業務に移行し、今回の措置となった。
全国最新トピックス
- 05月23日号
- 日本アゼル(株) 【宮城】 土木・建築工事、とび・土木工事
- 05月20日号
- ドミノ 【愛媛】 建築工事
- 05月19日号
- (株)丸協 【宮城】 乾物・漬物等食料品卸
- 05月17日号
- 神例造船(株) 【徳島】 造船業、橋梁、鋼構造物工事
- 2022.04.08
-
2021年度(令和3年度)の全国企業倒産5,980件
件数は57年ぶりに6,000件割れ
- 2022.04.08
-
2022年3月の全国企業倒産593件
3月では32年ぶりの500件台
- 2022.03.08
-
2022年2月の全国企業倒産459件
2月としては2年連続の400件台
- 2022.02.08
-
2022年1月の全国企業倒産452件
コロナ関連倒産は13カ月連続で100件超
- 2022.04.08
- 2022年(令和4年)3月度こうして倒産した・・・
(株)ホープエナジー[福岡]電力小売
- 2022.05.24
- 2021年「全国新設法人動向」調査
- 2022.05.24
- 宗家源吉兆庵に不正アクセス、1万4127件のカード情報漏洩の可能性
- 2022.05.23
- 全国の旅客船事業者95社 約7割の事業者が赤字、安全対策費用に課題
最新記事の検索はこちら
TSR公式SNS