導入事例

企業情報の活用により、管轄エリアにおける新規顧客の開拓や既存先への深耕営業を実現!

お話をうかがった方
業務統括部 坂本 智宏 さま
課題・背景
新規顧客の開拓や既存先への深耕営業のニーズがあり、特に信用金庫は地域密着型の金融機関として中小企業や個人事業主への資金供給やコンサルティング機能が求められているなか、従来の人脈や紹介に依存した営業手法だけでは限界が見え始めておりました。
企業情報リストの活用により、業種や規模、所在地などを基準に見込み先を抽出でき、営業担当者が優先度を持って訪問活動を展開できる体制を整える狙いがあります。さらに、地域経済の変化や人口減少に伴う融資先の縮小リスクを補うため、網羅的なデータを基盤とした営業活動の必要性が高まっている点も背景にありました。
サービスイメージ
TSR企業情報ファイル
今後の展望
この企業情報リストを活用したターゲット営業により、新規融資や取引口座開設などの営業機会の拡大に加え、業種ごとの資金需要や季節要因に合わせた提案活動を進めることで効率的な営業展開が可能となるほか、従来取りこぼしていた潜在的顧客層へのアプローチが期待されます。
また、この度初めて東京商工リサーチを活用することで、これまでアプローチができなかった零細企業などを含む新たなターゲット層への営業活動ができるようになるほか、企業情報を格納するツールも利用できるようになり、事業成長と業務効率化の両面でのプラスを期待しています。
企業情報を活用したマーケティング分析や信用リスク管理にも応用でき、金融仲介機能の高度化にもつながることが予想され、与信判断の迅速化やクロスセル提案の強化も見込まれます。結果として、地域企業との関係を深化させ、地元経済の活性化に貢献しつつ、自らの収益基盤強化へと結びつけていく展開が期待されます。