• TSR速報

Xアイコン
facebookアイコン

(株)ケンショウほか1社

ケンショウの本社

ケンショウの本社

(株)ケンショウ(大阪市中央区)と、関連の(株)タガヤス(同所)は4月25日、大阪地裁に会社更生法の適用を申請し同日、保全管理命令を受けた。
 申請代理人は渡邊直樹弁護士ほか(きっかわ法律事務所、大阪市北区中之島3-2-4)。保全管理人には山本幸治弁護士(きっかわ法律事務所、同市北区中之島3-2-4)、調査委員に稲田正毅弁護士(共栄法律事務所、同市中央区南船場4-3-2)が選任された。
 負債総額はケンショウが債権者183名に対して約26億3100万円、タガヤスが43名に対して約2億7800万円。2社合計で約29億900万円。


 ケンショウは、代表者の個人事業(建設設備事業)を法人化させ設立。以降、大手及び中堅ゼネコンからの受注を増加させ業容を拡大してきた。
 しかし、事業規模の拡大に伴い、協力業者へ支払う前払金の増加に加え、建設や販管費コストなどが上昇した。さらに、新たな収入源を獲得するために設立したタガヤス(植物工場)において、工場の設計・システム開発などに不備・不具合が発生したことで、市場向け農作物の販売開始時期が大幅に遅れた。タガヤスへの運転資金を拠出したことで、財務収支及び資金繰りが大きく悪化した。
 その後、事業資金の確保を画策したものの、金融機関から追加融資を受けることができなかったことなどにより、資金繰りが更に悪化し、会社更生による経営再建を図ることとなった。早期にスポンサー企業を選定し、事業再建を図る予定。
 

 タガヤスは、水耕栽培にてレタス(商品名:星のブーケレタス)の製造および販売を手掛けていたが、ケンショウに連鎖した。
 なお、他の関連会社は申請していない。

※(株)ケンショウ(TSRコード:575665203、法人番号:6120001142889、大阪市中央区大手前1-7-31、設立2005(平成17)年6月、資本金4000万円)
※(株)タガヤス(TSRコード:136003346、法人番号:3120001230093、同所、設立2020(令和2)年7月、資本金300万円)

Xアイコン
facebookアイコン

人気記事ランキング

ランキング1位
  • TSRデータインサイト

上場企業「個人情報漏えい」、過去最悪ペース ~ 100万件以上、2026年はすでに10件の異常事態 ~

情報セキュリティ対策は、企業の事業継続上でも不可欠な経営課題に浮上している。 AI普及で、より強固な対策が必要なのは当然だが、被害を受けた場合の迅速な対策を示す事業継続計画(BCP)の整備も求められる。

2

  • TSRデータインサイト

リフォーム工事業の倒産、過去最多ペース ~ 資材高と人手不足、値引き要求で「利益なき工事」 ~

住宅ローン金利上昇、地価高騰で中古への視線が熱い。ただ、2026年のリフォーム工事会社の倒産は、1-9月で96件(前年同期比20.0%増)に達し、2002年以降の最多を更新した。このペースだと年間120件を超える。

3

  • TSRデータインサイト

ハウスメーカーの倒産、26年上半期9割増の衝撃 ~ 踏み切れない抜本再生、施主の権利保護も重要 ~

コスト高や人手不足などでハウスメーカー(木造建築工事業)の倒産が急増している。2026年上半期(1-6月)は118件発生し、前年同期から約9割増えた。

4

  • TSRデータインサイト

「税金滞納」倒産が168件、前年同期の2倍に大幅増 2026年度上半期の「税金滞納」倒産 破産が97.6%

2026年度上半期(4-9月)の「税金滞納(社会保険を含む)」倒産は、168件(前年同期比100.0%増)と、前年同期の2倍に達し、この10年で最多を記録した。物価や人件費などのコストアップが企業収益を圧迫し、納税原資を確保できない小・零細企業の行き詰まりに拍車を掛けている。

5

  • TSRデータインサイト

年度上半期の「人手不足」倒産 過去最多の240件 深刻な“賃上げ疲れ”、『賃上げ倒産』が1.7倍に増加

2026年度上半期(4-9月)の「人手不足」倒産は、240件(前年同期比17.0%増)と過去最多を記録した。コロナ禍の2021年度同期の26件を底に、5年連続で前年同期を上回った。調査を開始した2013年以降の年度上半期では、これまで最多だった前年同期(205件)を抜いて最多を更新した。

TOPへ