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2023/12/082023年11月の全国企業倒産807件2023年11月度の全国企業倒産(負債額1,000万円以上)は、件数が807件(前年同月比38.8%増)、負債総額は948億7,100万円(同17.9%減)だった。
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2023/11/092023年10月の全国企業倒産793件2023年10月度の全国企業倒産(負債額1,000万円以上)は、件数が793件(前年同月比33.0%増)、負債総額は3,080億1,000万円(同254.0%増)だった。
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2023/10/102023年度上半期(4-9月)の全国企業倒産4,324件2023年度上半期(4-9月)の全国企業倒産(負債額1,000万円以上)は、件数が4,324件(前年同期比37.6%増)、負債総額は1兆5,959億9,800万円(同8.3%減)だった。
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2023/10/102023年9月の全国企業倒産720件2023年9月度の全国企業倒産(負債額1,000万円以上)は、件数が720件(前年同月比20.2%増)、負債総額は6,919億4,200万円(同377.6%増)だった。
2023年(令和5年)11月度 こうして倒産した・・・
(株)有明清算(旧:(株)SMALL WORLDS、TSR企業コード:022948406、法人番号:4010901039074江東区有明1-3-33、設立2016(平成28)年11月、資本金1億1250万円)は11月14日、東京地裁に破産を申請し同日、破産開始決定を受けた。
破産管財人には小畑明彦弁護士(麴町パートナーズ法律事務所、千代田区麹町4-2-1)が選任された。
負債総額は債権者36名に対して39億円。
(株)SMALL WORLDSの商号で、ミニチュアフィギュア展示をメインコンテンツとしたミュージアム「SMALL WORLDS」(江東区)を運営していた。
準備期間を経て2020年6月にオープンした施設は、「宇宙センターエリア」「世界の街エリア」「関西国際空港エリア」などテーマごとに分かれ、また、「美少女戦士セーラームーンエリア」「エヴァンゲリオン格納庫エリア」「エヴァンゲリオン第3新東京市エリア」など、人気アニメ作品とタイアップしたミニチュア展示も話題を集めていた。
営業収入の大半は一般個人向けのチケット販売で、このほか教育団体や一般企業向けにも積極的に拡販。館内レストランやグッズ販売も充実させ、実質的な開業1期目となる2020年12月期は売上高3億7079万円を計上した。
しかし、「新型コロナウイルス」感染拡大による事業環境の悪化で開業当初より厳しい集客が続いていたうえ、投資負担も重く、採算が低迷。開業以降、黒字転換は難しい状況で、2022年12月期は売上高5億336万円に対して8億9421万円の最終赤字を計上し、債務超過が続いていた。この間、増資による資金調達を図り経営を維持してきたが、別会社に事業を譲渡して当社は2023年10月31日付けで現商号に変更し、今回の措置となった。
(株)ヤマコン(TSR企業コード:400269112、法人番号:9180001023016、名古屋市熱田区切戸町3-162、設立1986(昭和61)年11月、資本金5000万円)は11月9日、名古屋地裁より破産開始決定を受けた。
破産管財人には長谷川龍伸弁護士(長谷川龍伸法律事務所、名古屋市中区丸の内2-17-22)が選任された。
負債総額は23億円。
1953年3月、水産乾物の販売を目的に山下商店の屋号で創業。海藻類問屋として顧客基盤を構築し、ピークとなる1992年4月期には売上高約35億2900万円をあげていた。
近年は自社加工製品への傾注により卸売部門が縮小し、メーカー機能を強めていたが、コロナ禍での飲食店向け需要の減少による影響もあり、業績は低迷していた。また、昆布相場の高値推移の一方で価格転嫁が遅れるなど、コスト負担の増加により採算も悪化。厳しい業況のなか資金繰りが限界に達し、今回の措置となった。
セブン(株)(旧:サナーエレクトロニクス(株)、TSR企業コード:292108168、法人番号:7010701023184、千代田区九段北1-15-14、設立1985(昭和60年)7月、資本金8950万円)は11月17日、東京地裁から特別清算開始決定を受けた。
負債総額は22億3586万円(2022年9月期決算時点)。
ガス石油器具の着火装置や安全装置、高圧電源装置、電球・照明器具の部品などの製造を手掛けていた。国内最大手のガス器具メーカーや建材メーカー、ホームセンターなど販売先は大手を中心に多岐にわたっていた。
一時期はベトナムなど海外にも子会社を展開し、OEM製造を多数手掛け、ピークとなる2014年9月期には売上高43億6232万円をあげていた。しかし、その後は為替変動によるデリバティブ損失が発生するなどして経営が悪化。借入返済のリスケジュールや金融ADRを通じた金融債務の一部カットを実施していた。
また、海外法人の閉鎖など経営のスリム化を進めていたが、「新型コロナウイルス」感染拡大により取引規模が減少し2020年9月期以降は売上高が15億円台で推移。こうしたなか、2023年3月1日付で当社の事業をグループ会社のサナーエレクトロニクス(株)(旧:サナー(株)、TSR企業コード:134778006、法人番号:8010701023183、千代田区)に吸収分割により承継。当社は現商号へ変更し6月1日、株主総会の決議により解散していた。
全国各地で発生している倒産企業の債権者リストを掲載しています。
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12月06日号(株)妙友工業 【北海道】 とび土木工事
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11月24日号車道楽(株) 【東京都】 自動車部品販売
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11月22日号めむろ新嵐山(株) 【北海道】 観光施設運営
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11月22日号(株)WISE AUTOMOTIVE 【沖縄県】 自動車整備・販売
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11月21日号(株)ジャングルジャム 【東京都】 カジュアルウェア企画販売
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11月20日号(株)日本制作センター 【東京都】 印刷業
グローバル倒産レポート
