• TSR速報

(有)SAKATA

※画像は実際の企業と関係はありません

※画像は実際の企業と関係はありません

 (有)SAKATA(福岡市中央区)は3月14日、福岡地裁より破産開始決定を受けた。破産管財人には園田真紀弁護士(弁護士法人いかり法律事務所、同市中央区高砂1-24-20)が選任された。
 負債総額は約4000万円。

 プロゴルファーの坂田氏が設立したゴルフ教室運営業者。「坂田ジュニアゴルフ塾」は、坂田氏の出身地である熊本や札幌、福岡、神戸など全国に6校まで拡大し、多くのプロゴルファーを輩出していた。また、坂田氏は作家としても活動し、「風の大地」など人気漫画の原作も手掛けるなどゴルフ関連書籍の出版も手掛けていた。

 しかし、業況悪化により教室を順次閉鎖、2023年4月神戸校の閉鎖によりゴルフ教室の運営を終了し、2024年6月30日、株主総会の決議により解散していた。なお、同年7月に坂田氏が死去。同年11月に本社を大阪府東大阪市から現所在地に移転していた。

※(有)SAKATA(TSRコード:384986668、法人番号:8122002010057、福岡市中央区赤坂3-8-31、設立2005(平成17)年4月、資本金300万円)

人気記事ランキング

  • TSRデータインサイト

2025年1-9月の「人手不足」倒産が過去最多 「従業員退職」が前年の1.6倍増、初の年間300件超へ

2025年9月に「人手不足」が一因となった倒産は、調査を開始した2013年以降では月間最多の46件(前年同月比109.0%増)を記録した。また、2025年1-9月累計も、過去最多の285件(前年同期比31.3%増)に達し、人手不足はより深刻さを増していることがわかった。

2

  • TSRデータインサイト

ケーキや和菓子は「高値の花」に、スイーツ店が苦境 倒産は過去20年で最多ペース、競合商品も台頭

街のスイーツ店が苦境に陥っている。材料コストの上昇、酷暑、人手不足が重なり、商品値上げによる高級化も購入機会の減少につながったようだ。2025年1-9月の菓子製造小売の倒産は、過去20年で最多の37件に達した。

3

  • TSRデータインサイト

2025年1-9月「後継者難」倒産が過去2番目 332件 高齢化が加速、事業承継の支援が急務

代表の高齢化が進み、後継者が不在のため事業に行き詰まる企業が高止まりしている。2025年1-9月の「後継者難」倒産(負債1,000万円以上)は332件(前年同期比4.5%減)で、2年ぶりに前年同期を下回った。だが、2025年は過去最多だった前年同期の348件に次ぐ、過去2番目の高水準だった。

4

  • TSRデータインサイト

2025年 全国160万5,166社の“メインバンク“調査

全国160万5,166社の“メインバンク”は、三菱UFJ銀行(12万7,264社)が13年連続トップだった。2位は三井住友銀行(10万1,697社)、3位はみずほ銀行(8万840社)で、メガバンク3行が上位を占めた。

5

  • TSRデータインサイト

2025年度上半期の「円安」倒産30件 仕入コスト上昇が卸売業を直撃

2025年度上半期(4-9月)の「円安」関連倒産は、30件(前年同期比31.8%減)だった。上半期では、2022年度以降の円安では前年度の44件に次いで、2番目の高水準になった。

TOPへ