• TSR速報

(株)メトラン

※画像は実際の企業と関係はありません

※画像は実際の企業と関係はありません

 (株)メトラン(川口市)は2月27日、東京地裁に民事再生法の適用を申請し同日、監督命令を受けた。
 申請代理人は山崎良太弁護士(森・濱田松本法律事務所外国法共同事業、千代田区丸の内2-6-1)ほか4名。
 監督委員には松下満俊弁護士(梶谷綜合法律事務所、千代田区大手町1-7-2)が選任された。
 負債総額は債権者156名に対して約17億円。

 人工呼吸器や麻酔器、モニターなどの医療機器の製造、販売を手掛けていた。高頻度振動換気タイプ(HFO)人工呼吸器に強みを持ち、ベトナムに生産拠点を有していた。2021年4月期には売上高20億5000万円をあげていた。

 しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響や、原材料高騰、円安による費用の増大により、業況が悪化。製造に不可欠な部品調達の遅れなどから資金繰りが急速に悪化し、今回の措置となった。

 なお、資金繰りについては、三井住友銀行(千代田区)からDIPファイナンスの融資枠の設定を受けている。今後は、早急にスポンサーの選定手続を実施し、スポンサー支援により事業を継続していく方針。既に複数社のスポンサー候補者が初期的な意向を表明しているとされる。現在もスポンサー募集を継続し、フィナンシャルアドバイザーの(株)みそうパートナーズ(東京都中央区)が窓口となり受け付けている。

※(株)メトラン(TSRコード:292094981、法人番号:5030001079514、川口市川口2-12-18、設立1984(昭和59)年7月、資本金8750万円)

人気記事ランキング

  • TSRデータインサイト

破産の秀和グループ、9億円の債務超過

6月17日に東京地裁から破産開始決定を受けた(株)秀和グループ(TSRコード:027747050、江東区)の財務内容が一部判明した。

2

  • TSRデータインサイト

止まらない建設業の倒産、職別工事が総合工事を抜く ~ 施工力が「希少資源」、動き始めた内製化 ~

2025年の建設業の倒産は、2,014件(前年比4.6%増)で、4年連続で前年を上回り、2013年(2,421件)以来、12年ぶりに2,000件を超えた。 コロナ禍の2021年に1,065件と2000年以降では最少を記録。その後は増勢に転じ、わずか4年で約2倍に増加した。

3

  • TSRデータインサイト

倒産データからみる「倒産が多い住所」 ~ 一等地のイメージと与信リスク ~

「倒産が多発する住所」は、現代のビジネスモデルの結果だ。ネット全盛期のいま、企業の実体が見えにくいのは普通なのかも知れない。だが、そんな風潮のなか、登記上住所の一等地に惑わされず経営実体をいかに見極めるか。ここでもまた、外形に惑わされない“目利き力”が問われている

4

  • TSRデータインサイト

【2026年3月期決算】役員報酬額1億円以上の開示 過去最多の934人に 社数も387社で最多を更新 上位5人中、外国人4人

2026年3月期決算の上場企業2,198社のうち6月26日12時までに有価証券報告書の提出を確認できたのは9割(90.7%)の1,995社だった。例年と異なり株主総会前に有価証券報告書を提出する上場企業が増えた。報酬額1億円以上の役員を開示した企業は387社、人数は934人で前年の364社・887人を上回った

5

  • TSRデータインサイト

環境経営総合研究所の「粉飾の手口」

(株)環境経営総合研究所(TSRコード: 294046615、渋谷区、以下ERI)が3月26日、東京地裁から破産開始決定を受けた。東京商工リサーチ(TSR)が独自入手した資料や関係者が「実際の売上は100分の1程度」と語る粉飾の実態がみえてきた。

TOPへ