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大型倒産(原則負債総額30億円以上)および注目企業の動向
TSR速報

2020/03/31(火)

民事再生法申請

負債総額2社合計約42億8600万円

広島 給食弁当製造ほか 瀬戸給食(株)ほか

~瀬戸給食は民事再生、ハゴロモは破産~

※画像は実際の企業と関係はありません

 瀬戸給食(株)(TSR企業コード:722076126、法人番号:4240001040819、福山市手城町3-26-18、設立2011(平成23)年4月、資本金100万円、小川國司社長)は3月31日、広島地裁に民事再生法の適用を申請した。
 また、ハゴロモ(株)(TSR企業コード:720051495、法人番号:3240001034359、福山市曙町3-25-11、設立1953(昭和28)年11月、資本金3000万円、同社長)は3月31日、同地裁に破産を申請し同日、破産開始決定を受けた。
 申請代理人は堀口真弁護士(阿部・井窪・片山法律事務所、東京都中央区八重洲2-8-7、電話03-3273-2600)ほか。監督委員および破産管財人には中尾正士弁護士(鯉城法律事務所、広島市中区八丁堀8-20、電話082-227-2411)が選任された。
 負債は、瀬戸給食が約13億9800万円、ハゴロモが約28億8800万円で、2社合計で約42億8600万円。

 瀬戸給食は、2011年4月に瀬戸興業(株)から会社分割され、ハゴロモの子会社として設立。事業所向けの給食弁当製造を主体に社員食堂の運営なども手掛け、2019年3月期の売上高は約11億1600万円を計上した。しかし、西日本豪雨で高梁工場(岡山県)が被災して閉鎖を余儀なくされ、3期連続で赤字を計上。また、既往の設備投資から借入金への依存度も高く苦しい運営が続いていた。さらに、代表者が高齢で後継者も不在であったため、今回の措置となった。スポンサーを募り、再建を目指す。
 ハゴロモは1898年創業で、過去には府中味噌の老舗メーカーとして西日本地区を中心に営業基盤を築いていた。近年はむすびや寿司、佃煮、寿司舎利などの製造を主体に、美容院やマッサージ店、不動産賃貸業も手掛け、2014年3月期には売上高約38億3800万円をあげていた。しかし、給食事業を瀬戸給食へ移管したことや同業者との競合から、2019年3月期の売上高は約14億4600万円まで落ち込んだ。利益も2期連続で赤字を計上するなど厳しい業況が続いていた。
 過去の本社建物の改修や機械設備の購入、他業種への参画による営業権や投資有価証券、子会社株式など投資等資産への資金投下も大きく、多額の借入金を抱えていた。2020年3月期も業績回復には至らず、金融機関からの支援も限界に達し、事業継続を断念した。
 なお、美容室「オンリーカット神辺店」については経営者を変更して運営を継続する方針。

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