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大型倒産(原則負債総額30億円以上)および注目企業の動向
TSR速報

2018/10/30(火)

破産開始決定

負債総額約15億円

北海道 パチンコ店経営 (株)北星実業ほか1社

~「パーラー大黒天」を経営~

※画像は実際の企業と関係はありません

 (株)北星実業(TSR企業コード:010213546、法人番号:5430001014769、札幌市東区北25条東14-3-12、設立昭和57年7月、資本金3000万円、戸津川彰社長)と、関連の(有)栄信企業(TSR企業コード:010320849、法人番号:5430002045375、江別市7条7-1-9、設立昭和45年3月、資本金300万円、同社長)は10月12日、札幌地裁へ破産を申請し10月19日、破産開始決定を受けた。破産管財人には津田秀太郎弁護士(弁護士法人ほくと総合法律事務所、札幌市中央区大通西10-4-16、電話011-207-1060)が選任された。
 負債は、北星実業が債権者約40名に対して約12億円、栄信企業が債権者約20名に対して約3億円で、2社合計で約15億円。

 北星実業は札幌市内に「パーラー大黒天」の店名でパチンコ店6店舗を運営し、ピークとなった平成16年3月期は307億4924万円の売上高を計上していた。しかし、射幸性の高いパチスロ台が廃止されたことや大手パチンコ店の相次ぐ出店による競合激化から業績が低迷。加えて、パチンコ業界の環境悪化を受けてリース会社等がパチンコ台のリース契約を抑制したため資金繰りが急速に悪化し、金融機関に対して返済条件緩和を要請するなど厳しい経営状況が続いていた。
 以降も、同業他社との競合から集客が伸び悩み、30年3月期の売上高は約22億円にまで落ち込んでいた。30年に入り9月までに5店舗を閉鎖し、その後は北光店と関連会社の栄信企業が運営する江別店の2店舗で営業を続けていた。本社および閉鎖した元町店の不動産を売却することにより、借入金の圧縮を図る計画だったが交渉が不調に終わったことで資金繰りが限界に達し、今回の措置となった。
 栄信企業は、パーラー大黒天江別店を運営し、ピーク時には約43億円の年間売上高を計上していたが、30年6月期は約5億円まで低下するなか、北星実業に連鎖した。

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