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大型倒産(原則負債総額30億円以上)および注目企業の動向
TSR速報

2016/03/07(月)

破産開始決定

負債総額36億7372万円

東京 ワイン投資ファンド運営 (株)ヴァンネット

~日本で唯一、ワイン投資ファンドを組成・運用~

 (株)ヴァンネット(TSR企業コード:016830792、法人番号:6010701012485、新宿区西新宿6-5-1、設立平成12年7月7日、資本金1000万円、高橋淳社長)は3月7日、東京地裁へ破産を申請し同日、破産開始決定を受けた。破産管財人には今村哲弁護士(リソルテ総合法律事務所、港区西新橋1-20-3、電話03-3502-2357)が選任された。
 負債総額は未償還出資者523名に対して36億7372万円だが、これ以外に数億円の債務がある模様。

 平成13年より商品投資販売業許可(現:第二種金融商品取引業登録)を受けてワイン投資ファンドの組成・運用を開始した日本国内で唯一のワイン投資ファンド運営会社。主にフランス・ボルドー地方のプリムール・ワイン(ブドウ収穫後樽で熟成中のワイン)の買付によるワイン投資を手掛け、13年4月から26年6月に至るまで合計25本のワイン投資ファンド(商法上の匿名組合)を組成し、延べ1989名の出資者から総額約77億4600万円の出資金を得て、匿名組合方式による営業者として投資運用を行ってきた。
 しかし、27年12月3日に、高橋社長が過年度のワインの買付・売却に関する業務に関して継続的に社内に虚偽の報告をしていた事実が判明し、同年12月7日に外部専門家である弁護士に不正調査の依頼を行っていた。同年12月25日付けで関東財務局から第二種金融商品取引業の登録取消処分と業務改善命令を受けていた。
 その後、28年2月29日までの間、調査担当弁護士による不正調査が実施され、3月4日に東京都内で、この調査に基づく出資者説明会が開催された。不正調査の結果、調査対象期間である20年から27年までの間、高橋社長が実施したワイン取引について継続的かつ頻回に数々の虚偽報告がなされていた事実と、その結果、投資対象のワイン商品在庫が激減していた事実が明らかとなり、今回の措置となった。

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