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「東日本大震災」関連倒産(10月度速報値)

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公開日付:2019.11.01

 2019年10月の「東日本大震災」関連倒産は6件(速報値:10月31日現在)で、前年同月(4件)を3カ月ぶりに上回った。月次ベースでは、1月に並んで今年最多となった。
 震災当月の2011年3月以来、震災関連倒産は104カ月連続で発生、累計件数は1,930件(10月31日現在)に達した。ただし、2019年累計(1-10月)は34件(前年同期比8.1%減、前年同期37件)で前年を下回って推移しており、収束傾向が強まっている。

10月の倒産事例

 (株)千葉鶴(TSR企業コード:141075678、法人番号:4370501000326、宮城県)は、1921年に創業、1986年12月に法人化し、スーパーマーケット「スーパーコックス」を経営していた。気仙沼市内に2店舗を構え、うち1店舗は離島の大島地区に位置した。同業他社が少なく、一定の集客を獲得し、2007年9月期までの売上高は4億円台を計上していた。しかし、2011年3月に東日本大震災が発生し、一時休業を余儀なくされた。その後は人口の流出が激しくなり、営業再開後も客数が回復せず、資金繰りは厳しさを増していた。ここにきて事業継続を断念し、10月15日、仙台地裁へ破産を申請、18日に破産開始決定を受けた。

東日本大震災関連倒産 震災後月次推移

 都道府県別で、最も多かったのは東京の569件。次いで、宮城182件、北海道85件、岩手82件、福島80件、神奈川79件、茨城と千葉が各76件、福岡71件、栃木と群馬が各61件、静岡50件、山形48件、埼玉と大阪が各46件と続く。東北6県の倒産件数は449件(構成比23.2%)だった。
 産業別では、最も多かったのが宿泊業や飲食業などを含むサービス業他の511件(構成比26.4%)。次いで、製造業448件(同23.2%)、卸売業352件(同18.2%)、建設業224件(同11.6%)、小売業184件(同9.5%)、運輸業79件、情報通信業64件と続く。
 被害型で分類すると、「間接型」1,715件(構成比88.8%)に対して、「直接型」が215件(同11.1%)だった。

「東日本大震災」関連 企業倒産

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