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大型倒産(原則負債総額30億円以上)および注目企業の動向
TSR速報

2018/07/03(火)

特別清算開始決定

負債総額約33億5600万円

愛知 観光ホテル経営ほか 特殊精砿(株)

~観光ホテル「ホテル木曽路」などを展開、ホテルは他社が経営へ~

※画像は実際の企業と関係はありません

 特殊精砿(株)(TSR企業コード:400544962、法人番号:8180001000899、名古屋市守山区八剣2-1506、設立昭和52年4月、資本金1億円、代表清算人:中村典之氏)は6月21日、名古屋地裁から特別清算開始決定を受けた。
 負債総額は約33億5600万円(平成29年3月期決算時点)。

 設立当初は長石の採掘をはじめとするセラミック関連事業を手掛けていた。その後、平成初期に長野県木曽郡の採掘跡地で温泉が湧いたことに端を発して、温泉リゾートをベースにした事業に軸足を移していった。平成4年にドライブイン「木曽路館」、9年には観光ホテル「ホテル木曽路」を開設。さらに、10年にはオートキャンプ場、13年にはホテル別館「桜苑」を開設するなど、矢継ぎ早の展開を見せ、観光地としても人気のある中山道の宿場町から近い立地を生かして、17年3月期までは約30億円の年間売上高で推移していた。
 一方で、不採算だったセラミック関連事業を順次縮小させていくなか、景気後退もあり、その後は減収で推移。これに加え、26年秋の土石流災害や御岳山噴火の影響でドライブインを閉鎖、セラミック関連事業からの完全撤退も重なり、27年3月期の売上高は約13億5000万円まで低下した。
 セラミック関連部門の跡地の賃貸計画もあったが思うように進まず、その後も売上が回復することはなく、資金繰りは逼迫。過去の相次ぐリゾート施設開設により膨らんだ借入金の返済負担は重く、一時は中小企業金融円滑化法の利用により返済猶予を受けていたが、十分な資金繰りの改善には至らなかった。このため、抜本的な体制変更とホテル事業の再生をめざし、30年1月には会社分割により同事業を(株)ホテル木曽路温泉(TSR企業コード:026660407、法人番号:7100001030789、長野県木曽郡南木曽町)に譲渡。当社は3月31日、株主総会の決議により解散していた。
 なお、「ホテル木曽路」は大江戸温泉物語グループ(株)(TSR企業コード:024908320、法人番号:9010001184601、東京都中央区)のもとで、8月のリニューアルオープンに向けて準備を行っている。

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