公開日:2012.06.06
負債総額が原則30億円以上の倒産企業および信用変動企業を掲載。
(社)日本音楽家協会 | [東京] 音楽研究会、公演開催ほか |
---|
破産開始決定 / 負債総額 現在、調査中
~著名なジャズミュージシャンらで構成、債権者からの申立~
(社)日本音楽家協会(TSR企業コード:296271675、港区赤坂1-1-17、設立昭和23年2月、代表:石井一氏)は債権者から破産を申し立てられ6月1日、東京地裁より破産開始決定を受けた。破産管財人は永野剛志弁護士(東京丸の内法律事務所、千代田区丸の内3-3-1、電話03-3213-1081)。
負債は現在調査中。
音楽の普及、振興、発展による文化の向上を目的に設立された文化庁所管の公益法人。ジャズミュージシャンら音楽家を中心に構成され、「サマージャズ」などジャズコンサートを主体とする音楽公演を主催し、近時は震災復興イベントを開催するなど活動を行っていた。
しかし、平成18年に過去13年間にわたり歌手らへ分配されるべき約1億3200万円の著作権料がコンサートの運営費などに流用されていたいたことが発覚し、文化庁より業務改善を指導されていた。今年3月22日に支払いを巡って債権者から破産を申し立てられ、今回の措置に至った。
債権届出期間は7月6日まで、第1回債権者集会は9月25日午前11時より。