企業情報、信用調査など与信管理をサポートする東京商工リサーチ

(株)C&I Holdings、信用調査、与信管理、倒産情報は東京商工リサーチ。

メルマガ会員・セミナー会員募集
 

公開日:2012.03.12

負債総額が原則30億円以上の倒産企業および信用変動企業を掲載。

(株)C&I Holdings [東京] ビジネスマッチング事業

民事再生法申請 / 負債総額 約52億6000万円

~元東証1部上場、旧・(株)ベンチャー・リンク、日本振興銀行関連の上場(廃止を含む)は3社目~

 元東証1部上場の(株)C&I Holdings(TSR企業コード:570975018、台東区寿1-5-10、設立昭和56年11月16日、資本金147億2179万円、松本信彦社長)は3月12日、東京地裁に民事再生法の適用を申請した。

 申請代理人は神部健一弁護士(第一中央法律事務所、中央区日本橋3-3-11、電話番号03-3281-7803)。

 監督委員には渕上玲子弁護士(日比谷見附法律事務所、千代田区有楽町1-6-4、電話03-3595-2062)が選任された。

 負債は約52億6000万円。

 日本振興銀行関連で破綻した上場企業(廃止を含む)は、中小企業信用機構(株)(平成23年1月、民事再生法申請、ジャスダック)以来、3社目。

 中堅中小企業の情報サービスを目的に(株)ベンチャー・リンクとして昭和61年3月に設立された(平成6年6月、株式の額面金額変更のため昭和56年11月設立の同名会社を存続会社として合併)。会費制の会員企業に対し、ビジネスマッチングの相手企業紹介や教育研修、コストダウン提案などを行う事業を主力としてきた。平成4年にはレストランFC加盟店の募集代行業務を開始。11年にはベンチャーキャピタル事業会社のリンク・インベストメント(株)を完全子会社化するなどで業容を拡大し、13年には東証1部に上場。14年5月期にはピークとなる年商約202億9400万円をあげていた。

 しかし、景気低迷下で顧客中小企業の厳しい事業状況が影響し、15年5月期の年商は約157億1500万円に減少。営業赤字から最終利益も赤字を計上し、以降も売上は低迷し利益は殆どの決算期で赤字となっていた。

 経営打開のため21年2月には日本振興銀行などと業務提携、中小企業振興ネットワークに参加していたものの、21年12月期(18年に決算期を12月に変更)の年商も約20億5400万円に落ち込み、27億2100万円の大幅赤字を計上。売上高減少、連続赤字などにより継続企業の疑義注記(GC注記)が付されていた。

 22年9月1日には、商号をベンチャー・リンクから現商号に変更すると同時に、会社分割して新たに(株)リンク・インベストメントおよび(株)FCエデュケーションを設立。それまでの(株)リンク・インベストメントを(株)ベンチャー・リンクに商号変更し、当社は持株会社として、傘下にベンチャー・リンク、(株)FCエデュケーションなどの企業を抱える形に業態を変えていた。

 だが、融資を受けていた日本振興銀行が22年9月10日民事再生を申請し経営破綻したことを契機に新規融資が見込めなくなった。このため事業を縮小して再建を目指してきたものの、債務超過を理由に昨年10月には上場廃止となっていた。

 なお、民事再生を申請したのは当社1社で、過去に当社グループに属していた(株)FCエデュケーション、(株)リンク・ソリューションなどの企業は既に他社グループ下にあり、今回の民事再生による影響はないとしている。

記事の取扱いについて


TSR商品販売サイト

  • TSR ONLINE SHOP:出版物・マーケティングレポート等のオンラインショッピングサイト

TSR関連おすすめサービス

  • エラベル:TSRがオススメする就職・営業に役立つ地域の優良企業紹介サイト
  • TSR express:TSR情報誌をご購読のお客様に無料でお届けする倒産情報配信・検索サービス
  • 東日本大震災関連記事

TSRのソーシャルネットサービス(SNS)

  • 東京商工リサーチtwitter公式アカウント
  • 東京商工リサーチ公式facebookページ