公開日:2012.02.13
負債総額が原則30億円以上の倒産企業および信用変動企業を掲載。
| 海上アクセス(株) | [兵庫] 旅客海上輸送ほか |
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民事再生法申請へ / 負債総額 138億6106万円
~神戸市の第三セクター~
海上アクセス(株)(神戸市中央区神戸空港10神戸空港海上アクセスターミナル2F、設立昭和63年12月、資本金35億円、松﨑昭社長、従業員7名)は近く神戸地裁へ民事再生法の適用を申請する予定にあることが、2月13日わかった。受任代理人は村上英樹弁護士(神戸シーサイド法律事務所、同区中町通2-1-18日本生命神戸駅前ビル、電話078-382-0065)。
負債総額は平成23年3月期末時点で138億6106万円。
当初は、関西空港の開港にあわせて「K-JET」の名称で、神戸ポートアイランド~関西国際空港を結ぶマリンジェット旅客輸送業務を展開していた。しかし、旅客需要に関する見通しの甘さや採算性が合わない収益構造から毎期10億円以上にもなる多額の赤字を計上し、平成14年2月航路廃止に至った。その後、約4年半は社有不動産の賃貸業務を行うに留まっていたが18年2月、神戸空港開港を契機として運航が再開された。
以降は徐々に認知度も向上し、22年3月期に年商9億1537万円を計上したのに続き、23年3月期は年商9億7756万円にまで拡大、2期連続の最終黒字を確保した。しかし、過去からの累損は大きく、大幅な債務超過を脱することは困難な状態となっていた。
このため、最大の出資者で債権の大半を有する神戸市及び同市の外郭団体は、当社の再建を検討するなか、債務整理にあたって債務の株式化による手法を選択、民事再生手続による再建を図ることとなった。
なお、これに伴い神戸市、外郭団体の当社に対する貸付金約133億円が約2億円の株式に時価換算され、差額を市や外郭団体が損失処理する見通し。また当社自体は民事再生手続を進め債務を整理することで、補助金を受けずに事業を継続していくとしている。
業績推移 売上高 当期利益(単位:千円)
平成21年3月期 876,470 ▲92,250
平成22年3月期 915,370 30,640
平成23年3月期 977,560 6,980
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