企業情報、信用調査など与信管理をサポートする東京商工リサーチ

(株)サンシティ、信用調査、与信管理、倒産情報は東京商工リサーチ。

メルマガ会員・セミナー会員募集
 

公開日:2011.09.26

負債総額が原則30億円以上の倒産企業および信用変動企業を掲載。

(株)サンシティ [宮城] 分譲マンション事業

民事再生法申請 / 負債総額 約248億8800万円

~東証1部上場~

 東証1部上場の(株)サンシティ(宮城県仙台市青葉区一番町4-6-1、登記上本社:東京都中央区八丁堀1-5-1、設立平成4年2月5日、資本金75億1054万円、米川淳社長、従業員129名)は9月26日、仙台地裁に民事再生法の適用を申請し、同日保全命令及び監督命令を受けた。

 申請代理人は綾克己弁護士ほか4名(ときわ法律事務所、東京都千代田区内幸町1-2-2、電話03-3596-0260)。監督委員には斉藤睦男弁護士(ひろむ法律事務所、仙台市青葉区大町1-2-1、電話022-223-2905)が選任されている。

 負債総額は平成23年7月末時点で約248億8800万円。10月3日(月)午後1時30分から仙台国際ホテル(仙台市青葉区中央4-6-1)で債権者説明会を開催する。

 今年に入って上場会社の倒産は4社目。負債の規模は東北地区で過去18番目、宮城県内では8番目。

 

 平成4年2月に設立した不動産業者。東北地区を中心に自社開発の分譲マンション「サンデュエル」「アーバンシティ」「アヴァンツァーレ」シリーズを企画・販売したほか、平成16年3月には不動産流動化事業にも参入。平成16年9月に東証二部へ上場し、平成18年6月に東証一部へ指定替えを果たした。

 連結子会社2社を傘下に収め、青森、静岡、甲信越、北陸をカバーして業容を拡大、平成19年12月期には売上高577億8500万円、当期純利益24億6600万円を計上。平成20年5月には首都圏における事業強化等を目的に東京へ本社を移していた。

 しかし、平成20年秋頃からはサブプライムローン問題に端を発した金融市場の混乱や原油・原材料価格の高騰を背景とする建築費の高騰などにより経営環境が悪化。また、不動産関連融資の厳格化や信用収縮の影響を受けて、特に不動産流動化事業において成約済みの案件が破談となるなど流動性は著しく低下し、平成20年12月期の決算では売上高224億8500万円と落ち込み、当期純損失127億9200万円と大幅赤字に転落していた。こうしたなか、地方衛星都市を中心とする分譲マンション事業に特化する方向性を打ち出し、再建を目指してきたものの、平成21年12月期は68億3300万円、平成22年12月期は3億400万円の赤字を余儀なくされ、平成23年9月に入ってから債権額に満たない価額にて担保資産を売却したことから、再び債務超過に陥っていた。

 平成21年5月以降、金融機関への元本返済猶予を中心とした返済条件の緩和を行うとともに、負債の圧縮のため担保資産を売却するなどして凌いできたが、平成23年10月以降はさらなる返済猶予の承諾を得ることは極めて難しいと判断、民事再生法のもと再建を目指すこととなった。

 なお、9月26日付けでフィンテックグローバル(株)(本社:東京都港区、玉井信光社長)とスポンサー契約を締結しており、同社が再生手続の支援を行うこととなっている。

記事の取扱いについて


TSR商品販売サイト

  • TSR ONLINE SHOP:出版物・マーケティングレポート等のオンラインショッピングサイト

TSR関連おすすめサービス

  • エラベル:TSRがオススメする就職・営業に役立つ地域の優良企業紹介サイト
  • TSR express:TSR情報誌をご購読のお客様に無料でお届けする倒産情報配信・検索サービス
  • 東日本大震災関連記事

TSRのソーシャルネットサービス(SNS)

  • 東京商工リサーチtwitter公式アカウント
  • 東京商工リサーチ公式facebookページ