企業情報、信用調査など与信管理をサポートする東京商工リサーチ

多田産業(株)、信用調査、与信管理、倒産情報は東京商工リサーチ。

メルマガ会員・セミナー会員募集
 

公開日:2011.09.01

負債総額が原則30億円以上の倒産企業および信用変動企業を掲載。

多田産業(株) [宮崎] 剣道用具製造

民事再生法申請 / 負債総額 約15億6600万円

~「八光印」の自社ブランド 剣道防具では国内トップシェア~

 多田産業(株)(西都市下三財3436、設立昭和38年7月2日、資本金2000万円、多田郁子社長、従業員31名)は、平成23年8月30日、宮崎地裁に民事再生法の適用を申請、同日財産保全処分ならびに監督命令が下りた。

 申請代理人は浅野健太郎弁護士(弁護士法人ベリーベスト法律事務所、東京都港区六本木1-8-7、電話03-6234-1585)、監督委員は松田公利弁護士(弁護士法人松田共同法律事務所、宮崎市別府町6-1、電話0985-26-4656)が選任された。

 債権者説明会を平成23年9月8日、宮崎県婦人会館(宮崎市旭1-3-10)で開催予定。

 負債総額は約15億6600万円。

 

 同社は昭和12年12月延岡市で創業。昭和38年7月宮崎市に移転と同時に多田運道具製作所(株)として法人化、昭和41年4月多田産業(株)に変更、平成17年11月には西都市の誘致企業として宮崎市波島、宮崎市瓜生野、東諸県郡国富町の3工場を統合して西都市に移転した。

 「八光印」の自社ブランドで展開、日本国内で唯一、剣道防具のすべての部位を自社製造できるメーカーとして国内トップシェアを誇り、昭和61年6月には宮崎県伝統工芸品「日向剣道防具」の指定を受けるなど製品信用は厚く、ピークとなる平成2年8月期売上高は13億8800万円をあげていた。

 しかし、武道人口の減少に加え、安価な海外製品のシェア拡大などもあって平成6年8月期で売上高は10億円を割り込み、平成22年8月期売上高は4億5000万円にまで落ち込んでいたほか、材料費の高騰、オーダー品の増加に伴う手間増加分を販売価格に転嫁できなかったことで赤字経営が続いていた。このため、フランスなど海外向け販売を本格化させたほか、平成21年4月から経営コンサルタントの指導のもと経営の建て直しを図り、平成23年1月には防具に関する特許を取得するなど積極的な経営を続けていたが、財務体質の改善が進まなかったため、法的手続きによる再建を目指すこととなった。

 

記事の取扱いについて


TSR商品販売サイト

  • TSR ONLINE SHOP:出版物・マーケティングレポート等のオンラインショッピングサイト

TSR関連おすすめサービス

  • エラベル:TSRがオススメする就職・営業に役立つ地域の優良企業紹介サイト
  • TSR express:TSR情報誌をご購読のお客様に無料でお届けする倒産情報配信・検索サービス
  • 東日本大震災関連記事

TSRのソーシャルネットサービス(SNS)

  • 東京商工リサーチtwitter公式アカウント
  • 東京商工リサーチ公式facebookページ