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公開日:2011.04.07

負債総額が原則30億円以上の倒産企業および信用変動企業を掲載。

セルミ医療器(株) [香川] 医療向電位治療器、空気清浄機製造

民事再生法申請 / 負債総額 約60億7000万円

イオン変換器を世界で初めて発明・開発

セルミ医療器(株)(坂出市川津町3347-6、設立平成5年12月、資本金9800万円、堀口裕社長、従業員20名)は4月5日、大阪地裁に民事再生法の適用を申請した。申請代理人は竹内寛弁護士(弁護士法人おうみ法律事務所、大津市中央3-4-28、電話077-527-0031)。監督委員には小松陽一郎弁護士(小松法律特許事務所、大阪市北区中之島2-2-2大阪中之島ビル、電話番号06-6221-3355)が選任された。

負債総額は約60億7000万円(平成22年3月期ベース)。

マイナスイオン研究の第一人者である堀口昇氏が創業。自然界のマイナスイオンであるクラスターイオンを作り出す画期的なイオン変換器を世界で初めて発明・開発し、そのイオン変換器を組み込んだ医療向電位治療器、空気清浄機を製造販売していた。平成11年頃より全国的なマイナスイオンブームにも乗って事業は拡大基調を辿り、一時は東京、大阪、北海道に営業拠点を構え、16年3月期にはピークとなる年商18億6900万円を計上していた。

しかし、以後はマイナスイオンブームが下火となり、また薬事法の改正により効果・効能を謳うことが難しくなったことも響き、減収推移を辿るようになった。そのため海外事業を強化し、19年にイオン変換器が中国国内800万台のエアコンに設置することが義務付けられる方向となったことを受け、宇多津町に20億円を掛けて製造工場を建設したが中国政府内の事情の変化もあり認可が白紙となった。また、アメリカではC型肝炎に効果がある医療器を証明するための臨床実験合格を目指していたものの、資金不足もあって計画途中で頓挫していた。

20年より経営コンサルタントを迎え、従業員削減、支店の閉鎖、金融機関への返済猶予等、リストラを推進したものの、薬事規制強化と人員不足による営業力の低下もあって減収推移に歯止めが掛からず、22年3月期の売上は約3億円まで落ち込んでいた。今期も業績の大幅な改善は図られず、工場建設、臨床実験合格のために調達した多額の借入金返済の目処が立たなくなったことから、自力再建を断念し民事再生による事業再建を目指すこととなった。

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